公演直前、インタビュー敢行!!
今回のデュオは、戸田弥生からの一途なアタックで実現した。彼女にとって、アファナシエフは学生のころからのあこがれのピアニスト。その深い精神性に強くひかれたという。
「目がギョロッとして怖いし、演奏会も独特な雰囲気で近寄りがたい感じですが、お会いしてみると本当に温かく包容力のある方なんです。いろいろなお話をしましたが、さすが詩人だけあって語彙が豊かだったのが印象的でした」
1時間ぐらいふたりで合わせた後、演奏会の曲はアファナシエフが友人のヴァイオリニスト、スピヴァコフのアドバイスも得て決めた。
「彼のピアノ演奏は、まるで大海原のように、大きく私を包んでくれるような包容力を感じました」
曲目はベートーヴェンの第1番、第5番「春」、第10番。
「私にとってベートーヴェンはもっとも手ごわい、高みにある作曲家でした。私ひとりがどんなに努力してもその神髄に届かなかった。彼のリードで新境地を切り開けたら、と思います」
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