浜離宮朝日ホール
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2015年2月12日(木) 13:30
浜離宮朝日ホール

朝日新聞社

SOLO~前橋汀子 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル 【完売】

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出演者

前橋汀子(ヴァイオリン)

(C)篠山紀信

内容

近年、ますます精力的にヴァイオリン芸術を追究する前橋汀子が、ヴァイオリニストの原点、バッハのソナタ&パルティータとパガニーニの奇想曲(カプリース)に挑む。傑作『シャコンヌ』と『悪魔の笑い』を含めた、渾身の無伴奏プログラム。

 

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
パガニーニ:『24の奇想曲』より 第13番変ロ長調「悪魔の笑い」/第16番ト短調/第17番変ホ長調
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004

チケット価格

4,500円(全席指定・税込み)

お問い合わせ

朝日ホール・チケットセンター
Tel:03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)

プロフィール

前橋 汀子 (ヴァイオリン) Teiko MAEHASHI, Violin

 2012年に演奏活動50周年を迎えた前橋汀子は、日本を代表する国際的ヴァイオリニストとして、その優雅さと円熟味に溢れる演奏で、多くの聴衆を魅了し続けている。5歳から小野アンナにヴァイオリンを学び、その後、桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校を通じて斎藤秀雄、ジャンヌ・イスナールに師事。17歳で旧ソ連国立レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)創立100年記念の一環として、日本人初の留学生に選ばれ、ミハイル・ヴァイマンのもとで3年間学んだ。
 ここではヴァイオリンのテクニックのみならず、芸術全般にわたり幅広い基礎教育を受け、これが今日に至る前橋汀子の音楽的姿勢に大きな影響を与えたといっていい。
 その後、ニューヨーク・ジュリアード音楽院でロバート・マン、ドロシー・ディレイ等の指導を受け、さらにスイスでヨーゼフ・シゲティ、ナタン・ミルシテインの薫陶を受けた。
 レオポルド・ストコフスキーの指揮により、ニューヨーク・カーネギーホールで演奏会デビュー。国内外で活発な演奏活動を展開し、世界各国の代表的なオーケストラとの協演も数多く、ベルリン・フィル、英ロイヤル・フィル、フランス国立管、クリーヴランド管、イスラエル・フィル等枚挙に暇がない。指揮者もメータ、ロストロポーヴィチ、ケンペ、サヴァリッシュ、マズア、小澤征爾ほか多彩なマエストロたちと協演している。スイス・ロマンド管弦楽団とは国連コンサートに招かれ、その演奏の模様は全世界に放送された。室内楽の分野でも、ピアノのイェルク・デームス、クリストフ・エッシェンバッハ、アナトール・ウゴルスキ等の名手たちと共演している。
 近年小品を中心とした親しみやすいプログラムによるリサイタルを全国各地で行い、2005年から年に1回東京・サントリーホールで開催している「アフタヌーン・コンサート」は大好評を博している。一方、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」全曲演奏会、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会、そして今秋にはチェロ:原田禎夫、ヴァイオリン:久保田巧、ヴィオラ:川本嘉子と共にベートーヴェン:弦楽四重奏曲の演奏会を行うなど、室内楽にも意欲的に取り組んでいる。
 レコーディング活動も活発に行い、デビューアルバム『チゴイネルワイゼン』、文化庁芸術作品賞を受けた『バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全集』、その他『ヴィヴァルディ:四季』、『メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲』、『ヴァイオリン小品100曲選シリーズ全6巻』等々がある。
 2012年4月には、ソニーミュージックより2枚組CD「50周年アニヴァーサリー・アルバム」がリリースされた。
 2004年日本芸術院賞、2007年第37回エクソンモービル(現・東燃ゼネラル)音楽賞洋楽部門本賞受賞。2011年春の紫綬褒章受章。
 使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウス。

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