コンサート情報
2022年11月26日(土) 14:00(13:30開場)
内容
20世紀最大の作曲家、オリヴィエ・メシアン(1908.12.10-1992.4.27)は、作曲家・オルガン奏者・ピアニスト・教育者。鳥類学者と幅広い顔を持ち、敬虔なカトリック信者でもあった。
メシアンの作品には「神」と「自然」への愛が込められており、聴く者に深い感動を与えてくれる。
没後30年の今年、メシアン演奏のエキスパートと称される児玉桃が、メシアンの世界へと誘う。
第1回は、二人の名手が描く、バッハからコンテラリーまで。
スティーヴ・ライヒ:クラッピング・ミュージック
J.C.バッハ:2台のチェンバロのためのソナタ ト長調 Op.15 No.5 W.A21(Ⅰ:鈴木 Ⅱ:児玉)
J.Sバッハ/ジェルジュ・クルターグ:7つのコラールより抜粋(Ⅰ:鈴木 Ⅱ:児玉)
武満徹:雨の樹 素描 II ―オリヴィエ・メシアンの追憶に―(児玉)
モーリス・ラヴェル:ラ・ヴァルス(Ⅰ:児玉 Ⅱ:鈴木)
オリヴィエ・メシアン:アーメンの幻影(Ⅰ:鈴木 Ⅱ:児玉)
Vol.2、Vol.3の詳細はこちらから
Vol.2「児玉桃ピアノ・リサイタル」 12/3(土)14:00
Vol.3「児玉桃とヴィルトゥオーゾたち」 12/10(土)14:00
★「児玉桃メシアン・プロジェクト」スペシャルページ開設
スペシャルページでは、作曲・音楽評論の野平多美氏による特別寄稿を掲載。
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チケット価格
全席指定・税込 単独券¥6,000、3公演セット券¥16,000(枚数限定)
チケット申し込み
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター03-3267-9990(日・祝除く10:00~18:00)
児玉桃(ピアノ)Momo Kodama, Piano
J.S.バッハからメシアンを含む現代作品まで、幅広いレパートリーと豊かな表現力で活躍を続ける国際派。幼少の頃よりヨーロッパで育ち、パリ国立高等音楽院に学ぶ。1991年、ミュンヘン国際コンクールに最年少で最高位に輝く。
その後、ケント・ナガノ指揮ベルリン・フィル、小澤征爾指揮ボストン響、モントリオール響、ベルリン・ドイツ響、北ドイツ放送交響楽団との共演、デュトワ指揮NHK交響楽団とのアジアツアーのソリストを務めるなど着実に世界的なキャリアを築く。
2013年にはルツェルン音楽祭、ウィグモアホール、東京オペラシティ文化財団の共同委嘱による「細川俊夫:練習曲集」をルツェルン音楽祭にて世界初演、12月には東京オペラシティにて日本初演、翌年ロンドン・ウィグモアホールでも演奏。
CD録音も活発に行い、オクタビア・レコード、ECMより数多くリリースしている。
2009年中島健蔵音楽賞および、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。パリ在住。
鈴木優人(ピアノ)Masato Suzuki, Piano
東京藝術大学及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞、第29回(2021年度) 渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、アンサンブル・ジェネシス音楽監督。2017、2020年に制作上演した、モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」、ヘンデル:歌劇「リナルド」はバロック・オペラの新機軸として高く評価され、後者は第19回佐川吉男音楽賞を受賞。2022年5月のグルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」(勅使河原三郎新演出)で新国立劇場に指揮者として初登場。録音はハルモニア・ムンディよりヴィオラのアントワン・タメスティとの「J.S.バッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集」他多数。NHK-FM「古楽の楽しみ」に出演。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー、舞台演出、企画プロデュース、作曲とその活動に垣根はなく各方面から大きな期待が寄せられている。九州大学客員教授。