コンサート情報
2023年1月15日(日) 14:00(13:15開場)
内容
「ゲルナーは、知的な明晰さ、奥深さ、高度な技術を結びつける才能によって、自身の意図の表現に成功している」
―アンビート・フィナンシエロ紙(アルゼンチン)
1969年アルゼンチン生まれのネルソン・ゲルナーは、同世代中、傑出した才能を持つピアニストのひとりとして定評を得ている。
1986年フランツ・リスト・コンクール(ブエノスアイレス)で優勝、1990年のジュネーヴ国際コンクールでも第1位に輝き、その才能はマルタ・アルゲリッチも認めるほど。
以来、世界各国で高い評価を受け、日本ではラ・フォル・ジュルネやアルゲリッチ音楽祭などに出演し、ピアノファンの熱い注目を集めている。
今回はゲルナーの真骨頂ともいえるショパンと、完成度の高い演奏でリストを届ける。
ショパン:4つのバラード
F.Chopin 4 Ballades
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
F.Liszt Piano Sonata in B minor★当日券情報★
本日の当日券は13:15よりホールにて販売いたします(現金精算のみ)
なお、前売り券は13:30まで、Webよりご購入可能です。(クレジットカード決済/ファミリーマート発券
★まもなく来日するネルソン・ゲルナーより、メッセージが届きました!★
★浜離宮朝日ホール通信では、ゲルナーの音楽の魅力を、音楽ライターの相場ひろさんがご紹介★
★ぶらあぼ12月号に、ゲルナーのインタビューが掲載されました★cc
★翻訳家・音楽ライターの白沢達生さんよりゲルナーの魅力についてご紹介いただきました★
《現代の楽器と向き合いながら、19世紀作品の素顔へ》●イベント開催時のチェックリストはこちら
チケット価格
¥7,000(指定・税込)
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00~18:00)
ネルソン・ゲルナー(ピアノ) Nelson Goerner, Piano
現代を代表するピアニストとして活躍するゲルナーのピアノは、最高に芸術的であり、詩的で、驚くべき音楽性を誇る。その爽快で確信に満ちた演奏は、世界中の聴衆を惹きつけている。
2021/22年シーズンは、ウィグモアホール(ロンドン)、シャンゼリゼ劇場(パリ)、ヴィクトリアホール(ジュネーヴ)など、世界各地の主要なホールに登場する。
これまでウラジミール・アシュケナージ、ネーメ・ヤルヴィ、ジョナサン・ノット、ファビオ・ルイージ、エッサ=ペカ・サロネンらの指揮のもと、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、NHK交響楽団などの著名オーケストラと共演を重ねてきた。ザルツブルク、ラ・ロック=ダンテロン、エディンバラ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ヴェルビエ、BBCプロムスなどの国際音楽祭にも度々招かれている。室内楽ではマルタ・アルゲリッチ、スティーブン・イッサーリス、ゲイリー・ホフマンらと定期的に共演している。
1969年、アルゼンチンのサンペドロ生まれ。5歳でホルヘ・ガルッバに師事し、その後ブエノスアイレス高等音楽院でフアン=カルロス・アラビアン、カルメン・スカルチオーネの薫陶を受けた。1986年にブエノスアイレスで開かれたフランツ・リスト国際コンクールで第1位を受賞。ゲルナーの才能を認めたアルゲリッチから奨学金を授けられ、ジュネーヴ音楽院のマリア・ティーポのもとで研鑽を詰んだ。1990年にはジュネーヴ国際コンクールで第1位に輝く。
現在、妻と息子たちとともにスイスで暮らし、ジュネーヴ高等音楽院の教授として後進の指導に励む傍ら、ショパン・インスティテュートのアーティスティック・アドバイザリー委員も務めている。