コンサート情報
2023年11月2日(木) 19:00 (18:30開場)
出演
カザルス弦楽四重奏団
ヴェラ・マルティネス・メーナー(ヴァイオリン)、アベル・トーマス(ヴァイオリン)、ジョナサン・ブラウン(ヴィオラ)、アルナウ・ト-マス(チェロ)
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- ©David Ruano
内容
結成25周年を機に見つめなおすカルテットの礎
J.S.バッハ最晩年の未完傑作かつ対位法の最高峰作品
スペインの至宝・カザルス弦楽四重奏団が浜離宮朝日ホールに初登場。
ロンドン国際&ブラームス国際弦楽四重奏コンクールで優勝を飾るなど、その実力は世界各国で高く評価されています。
今回はJ.S.バッハ最晩年の傑作&対位法の最高傑作「フーガの技法」を全曲演奏。
弦楽四重奏の本質的な疑問に向き合います。
楽器の指定なし、音の出し方の指示なし、J.S.バッハが遺した壮大な世界観をどのように表すのか。
◆ Program
J.S.バッハ:フーガの技法 ニ短調 BWV1080
Johann Sebastian Bach:The Art of Fugue
※都合により内容は変更となる場合がございます。
◆ Message
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【 WEB先行販売を実施中! 】
●朝日ホール・チケットセンター
・受付期間:5/27(土)10:00~6/17(土)18:00
・《一般》https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=231102
・《U30》https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GK1102
※枚数限定・先着順です。
※枚数上限に達し次第、期間内でも受付を終了する場合がございます。予めご了承ください。
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チケット価格
● 全席指定:一般 5,800円、U30 2,000円(税込)
※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
※U30は公演日当日に満30歳以下である方が対象。
公演当日、生年月日のわかる身分証(顔写真付き)をご提示の上、座席指定券と交換してご入場ください。
※U30チケットの取扱いは朝日ホール・チケットセンター(電話・WEB)のみ。座席選択は出来ません。
● チケット発売日:7月8日(土)10:00
チケット申し込み
- ● U30席のWeb購入はこちら
- URL:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GK1102
- ● イープラス
- URL:https://eplus.jp/asahihall/
- ● チケットぴあ
- URL:https://t.pia.jp/
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
カザルス弦楽四重奏団 Cuarteto Casals
ヴェラ・マルティネス・メーナー(ヴァイオリン)VERA MARTÍNEZ MEHNER, violin
アベル・トーマス(ヴァイオリン)ABEL TOMÀS, violin
ジョナサン・ブラウン(ヴィオラ)JONATHAN BROWN, viola
アルナウ・ト-マス(チェロ)ARNAU TOMÀS, cello
1997年マドリッドで結成。2000年ロンドン(現ウィグモアホール)国際弦楽四重奏コンクール優勝(ユーディ・メニューイン賞)、2002年ハンブルグのブラームス国際弦楽四重奏コンクール優勝を始めとする数々の国際コンクールで最高賞に輝き、カザルス弦楽四重奏団はヨーロッパで最も注目を浴びる弦楽四重奏団として実力を認められることになった。その演奏は世界各地で絶賛され、これまで、ロンドンのウィグモア・ホールやバービカン・センター、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ニューヨークのカーネギーホールやリンカーンセンター、ベルリンのフィルハーモニーホール、ウィーンの楽友協会など、世界の音楽の殿堂に頻繁に招かれており、ヨーロッパ各国、アメリカ、南米、中国への演奏旅行、ザルツブルク音楽祭、クフモ室内楽音楽祭はじめ、ヨーロッパ各地の著名な音楽祭へ参加するなど多忙を極めている。スペインが生んだカルテットとして初の国際的名声を確立した功績が認められ、2005年バルセロナ市賞を受賞、06年にはスペインの音楽家にとって最も栄誉ある国民音楽賞を受賞した。また、マドリッドの王宮で、スペイン王室のために製作された貴重なコレクションである名器ストラディヴァリウスのセットを使用した演奏会に定期的に出演する特権を持っている。スペインのモーツァルトと称される夭逝の作曲家アリアーガの弦楽四重奏曲全曲のデビューCD(ハルモニア・ムンディ)を2003年にリリースし、仏ディアパゾン誌4つ星等各誌で絶賛された。以降、アルバムを続々リリース。20年に完結した「ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集」ボックスCD、21年のモーツァルト「ハイドン・セット」など、既に16タイトルのCDセットをリリースしている。またヨーロッパの重要な現代作曲家たちとの共同の仕事にも積極的に取り組み、多くの作品の初演や初録音をしている。同カルテットは、アルバン・ベルク弦楽四重奏団、ヴァルター・レヴィン(ラサール弦楽四重奏団)、ライナー・シュミット(ハーゲン弦楽四重奏団)、ヴェロニカ・ハーゲン(ハーゲン弦楽四重奏団)、ハラルド・シェーネヴェーグ(ケルビーニ弦楽四重奏団)等のもとで研鑽を積み、彼らから多くの影響を受けている。2007年初来日。以降09年、11年、14年、19年に日本ツアーを行った。18年6月には「サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン2018」に招かれ、ベートーヴェン・チクルス(全6回)で絶賛を博した。2020年9月より「バルセロナ弦楽四重奏ビエンナーレ」の芸術監督も務めている。2022-2023シーズンに結成25周年を迎えるにあたり、弦楽四重奏の本質的な疑問に向き合うため、25周年記念プログラムとして「バッハ:フーガの技法(全曲)」に取り組むことを決意、ハンブルク、ベルリン、フランクフルトほか、ヨーロッパ各地の著名ホールで演奏している。