コンサート情報
2023年11月13日(月) 19:00 (18:30開場)
内容
第1回ラフマニノフ・コンクール覇者、シェルバコフ降臨
メモリアルイヤーに捧げる The Best of Rachmaninoff
伝統あるロシア・ピアニズムの継承者 コンスタンチン・シェルバコフ。
鉄壁のコントロール、繊細かつ情熱的な演奏で聴衆の心を惹きつけて離しません。
今回は、ラフマニノフ生誕150周年を記念して《オール・ラフマニノフ・プログラム》をお贈りします。
10の前奏曲Op.23 や 13の前奏曲Op.32 、練習曲集「音の絵」Op.33&39など
シェルバコフが選りすぐった楽曲を、抒情深く全身に澄み渡るピアニズムでお楽しみください。
◆ Program
ラフマニノフ:
・幻想的小品集 Op.3 より 第2曲 前奏曲 嬰ハ短調 「鐘」
・10の前奏曲 Op.23 より
第4番 ニ長調 / 第5番 ト短調 / 第6番 変ホ長調 /
第7番 ハ短調 / 第9番 変ホ短調
・13の前奏曲 Op.32 より
第2番 変ロ短調 / 第3番 ホ長調 / 第5番 ト長調 / 第6番 へ短調 /
第7番 へ長調 / 第10番 ロ短調 / 第12番 嬰ト短調 / 第13番 変ニ長調
・幻想的小品集 Op.3 より 第1曲 エレジー 変ホ短調
・サロン小品集 Op.10 より 第3曲 バルカロール ト短調 / 第5曲 ユモレスク ト長調
・楽興の時 Op.16 より 第3番 ロ短調 / 第4番 ホ短調
・練習曲集「音の絵」 Op.33 より 第2番 ハ長調 / 第5番 ニ短調 / 第8番 ト短調
・練習曲集「音の絵」 Op.39 より 第5番 変ホ短調 / 第8番 ニ短調 / 第9番 ニ長調
※都合により内容は変更となる場合がございます。
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【 WEB先行販売を実施中! 】
●朝日ホール・チケットセンター
・受付期間:5/27(土)10:00~6/30(金)18:00
・《一般》https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=231113
・《U30》https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GK1113
※枚数限定・先着順です。
※枚数上限に達し次第、期間内でも受付を終了する場合がございます。予めご了承ください。
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チケット価格
● 全席指定:一般 5,500円、U30 2,000円(税込)
※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
※U30は公演日当日に満30歳以下である方が対象。
公演当日、生年月日のわかる身分証(顔写真付き)をご提示の上、座席指定券と交換してご入場ください。
※U30チケットの取扱いは朝日ホール・チケットセンター(電話・WEB)のみ。座席選択は出来ません。
● チケット発売日:7月22日(土)10:00
チケット申し込み
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- URL:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GK1113
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公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
コンスタンチン・シェルバコフ(ピアノ) Konstantin Scherbakov, Piano
ロシア中南部(シベリア)に位置するアルタイ地方の首府バルナウルで1963年に生まれ、11歳でベートーヴェンの《ピアノ協奏曲第1番》を演奏してデビューを果たした。まもなく、シェルバコフは、後に伝説的な存在となった音楽教師レフ・ナウモフに教えを請うためにモスクワ・チャイコフスキー音楽院に移る。モントリオール、ボルツァーノ、ローマ、チューリッヒの有名国際コンクールで入賞した後、旧ソ連のすべての主要オーケストラと共演を果たし、100以上の都市でリサイタルを行った。
1983年にモスクワで行われた第1回ラフマニノフ・コンクールで優勝したシェルバコフは、現代のラフマニノフとしてルツェルン音楽祭において批評家から賞賛を受ける。1990年には、イタリアの第20回アゾーロ室内楽フェスティバルで、シェルバコフの演奏を聴いたスヴャトスラフ・リヒテルが彼にお墨付きを与えたという、ラフマニノフのピアノ独奏作品全曲リサイタルを4回にわたって行い、これがシェルバコフの国際的なキャリアのはじまりとなった。
1992年からシェルバコフはスイスに居を移し、リサイタル、世界中のオーケストラ公演やツアー、ヨーロッパ全土放映、放送公演、各地の音楽祭への出演など幅広く演奏活動をおこなっている。
驚異的な彼のレパートリは、50の協奏曲と50のリサイタル・プログラムを誇り、録音はバッハからヨハン・シュトラウス2世、スクリャービンあるいは、ベートーヴェンからニコライ・メトネル、レスピーギなどの作品を取りあげている。現在は、マルコ・ポーロ(ナクソスの姉妹レーベル)においてレオポルド・ゴドフスキーのピアノ曲全集に取り組んでいる。
ナクソスのリスト・ピアノ音楽シリーズでは、リストが編曲したベートーヴェンの交響曲全曲の中で《第9交響曲》が2005年ドイツ批評家賞を受賞した。同様に、ゴドフスキー作曲《ピアノソナタホ短調》の録音に対しても2001年にドイツ批評家賞が贈られている。彼の演奏によるショスタコーヴィチの《24の前奏曲とフーガ》でも、ナクソスはカンヌのクラシック・アワード2001を受賞した。
チューリヒ大学の教授職にあり、ボルツァーノのブゾーニ、ARDミュンヘン、およびワイマールのフランツ・リスト国際ピアノコンクールなど、国際ピアノコンクールで審査員を務める。