浜離宮朝日ホール
〒104-8011
東京都中央区築地5-3-2
Tel.03-5541-8710

2014年12月1日(月) 19:00
浜離宮朝日ホール

主催:朝日新聞社

歌と弦でつづるR.シュトラウス
大谷康子(ヴァイオリン)、高橋薫子(ソプラノ)、佐藤卓史(ピアノ)

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出演者

大谷康子(ヴァイオリン)、高橋薫子(ソプラノ)、佐藤卓史(ピアノ)

大谷康子 (C)尾形正茂

高橋薫子

佐藤卓史

内容

 交響詩「英雄の生涯」やオペラ「ばらの騎士」など大編成作品で知られるリヒャルト・シュトラウス。歌曲や器楽曲にも美しい曲を残しています。敬愛したモーツァルトやワーグナーの作品とともに、珠玉の作品の数々を届けます。

 

演奏曲目

W.A.モーツアルト: 歌曲「すみれ」「クローエに」「春へのあこがれ」

R.ワーグナー:「夢」(ヴァイオリン版)

R.シュトラウス :「4つの最後の歌」

R.シュトラウス:  4つの歌より「Morgen」

R.シュトラウス: あおい(遺作)

R.シュトラウス: ヴァイオリン・ソナタ  作品18

 

チケット価格

全席指定:¥5,000

お問い合わせ

朝日ホール・チケットセンター(日・祝除く10:00~18:00)
Tel:03-3267-9990

出演者プロフィール

大谷康子(おおたに・やすこ)=ヴァイオリン
東京芸術大学、同大学院博士課程修了。全日本学生音楽コンクール第1位。シェリング来日記念コンクール第2位。在学中よりソロ活動をはじめ、ウィーン、ローマ、ケルン、ベルリンなどでのリサイタルが絶賛を博す。2009年トロント音楽祭に、2013年はザルツブルグ市に招かれてミラベル宮殿 マーブルホールでリサイタルを開き好評を得る。これまでスロヴァキア・フィル、新日本フィル、東京フィル、日本フィル、東京シティフィル、群響、神奈川フィル、札響、名古屋フィル、大阪フィル、関西フィル、大阪響、九響などのオーケストラとソリストとして共演。華のあるステージ、愛器1708年製ピエトロ・グァルネリで奏でる心に響く演奏は、聴衆に深い感動を届けてきた。2010年度文化庁「芸術祭大賞」受賞。テレビ番組「題名のない音楽会」に340回以上最多出演など多岐にわたるメディアでも活躍中。1995年より始めた病院や施設でのボランティア演奏を行い、2011年9月には国際文化会館にて東日本大震災への国際救援に対する感謝のコンサート「“ありがとう”を音楽に乗せて」を企画・演奏。被災地に演奏を届ける活動も精力的に続けている。CDはロングセラー『椿姫ファンタジー』、『深紅のシャコンヌ』、『メンデルスゾーン/ラロ』、『ブルッフ/サン=サーンス協奏曲(日本人初録音)』など多数。東京音楽大学教授。東京芸術大学附属音楽高校講師。東京交響楽団ソロ・コンサートマスター。川崎市市民文化大使。高知県観光特使。日本交響楽振興財団理事。 http://www.yasukoohtani.com/

高橋薫子(たかはし・のぶこ)=ソプラノ
国立音楽大学卒業。同大学院オペラ科修了。文化庁オペラ研修所第七期生修了。 ’90イタリア声楽コンコルソ・シエナ大賞受賞。没後200年記念国際モーツァルト声楽コンクールでアンナ・ゴットリープ賞を受賞しウィーンフィルと共演。同年、藤原歌劇団公演「ドン・ジョヴァンニ」のツェルリーナ役で本格的デビューを飾った。その後第2回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞。これを受け’91より’93までイタリア・ミラノに留学。各地で多数のコンサートに出演。帰国後、藤原歌劇団公演「ルチア」のタイトルロールを急遽代役で歌い絶賛を博したほか、「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「愛の妙薬」「セビリアの理髪師」「魔笛」「仮面舞踏会」「魔弾の射手」「電話」「奥様女中」「人間の声」「イル・カンピエッロ」「ロメオとジュリエット」「ラ・チェネレントラ」「ランスへの旅」「ラ・ボエーム」「リゴレット」「泥棒かささぎ」「トゥーランドット」「タンクレーディ」「夢遊病の女」「かぐや姫」等のオペラの他、リサイタル、第九や宗教曲などオーケストラとの共演も多い。新国立劇場へは「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」「セビリアの理髪師」、「ヘンゼルとグレーテル」「沈黙」「鹿鳴館」に出演しすべての演目に高い評価を得るなど着実にレパートリーを拡げている。 ジロー・オペラ新人賞、村松賞、モービル音楽賞洋楽部門奨励賞、よんでん芸術文化奨励賞、ホテルオークラ音楽賞受賞。藤原歌劇団団員。国立音楽大学・洗足学園音楽大学大学院非常勤講師。

佐藤卓史(さとう・たかし)=ピアノ
4歳よりピアノを始める。2001年第70回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、併せて野村賞、井口賞、河合賞、三宅賞を受賞。03年秋田市文化選奨を受賞。翌年には史上最年少で第30回日本ショパン協会賞を受賞した。07年第11回シューベルト国際コンクールで第1位並びに特別賞を受賞。10年エリザベート王妃国際コンクール入賞。11年には第21回カントゥ国際コンクール(クラシック部門)で優勝し、12年11月の第8回浜松国際ピアノコンクールにおいても第3位および室内楽賞を受賞した。 これまでに、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、シドニー交響楽団、ベルギー国立管弦楽団等の公演に出演。室内楽奏者としても活躍しており、篠崎史紀、堀米ゆず子、山崎伸子、藤森亮一、澤和樹、佐藤俊介などと共演している。最近では、小林研一郎指揮/日本フィルハーモニー交響楽団に出演するほか、カール・ライスター、山本貴志、米元響子等と共演を重ねている。 録音においては、これまで「ラ・カンパネラ~珠玉のピアノ小品集」「ショパン:ピアノ・ソナタ全3曲」(ナミ・レコード)など多くのCDをリリースし、いずれも高い評価を得ている。なかでも佐藤俊介との共演によるCD「グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集」(ナミ・レコード)は平成19年度文化庁芸術祭レコード部門《大賞》を受賞した。 2006年、東京藝術大学を首席で卒業。その後渡欧し、ハノーファー音楽演劇メディア大学、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積んだ。これまでにピアノを目黒久美子、上原興隆、小林仁、植田克己、アリエ・ヴァルディ、ローラント・ケラーの各氏に、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。内外のアーティストから厚い信頼を寄せられ、今後の活躍が期待されるピアニストである。

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