コンサート情報
2023年11月22日(水) 19:00
出演
ヤメン・サーディ(ヴァイオリン)、沢木良子(ピアノ)
内容
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【当日券情報】
当日券は18:00から販売します。
※一般¥4,800、SS¥8,000 ※現金支払いのみ
皆さまのご来場をお待ちしております。
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プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
チケット価格
一般¥4,800、枚数限定SS¥8,000
公演に関するお問い合わせ
オフィス山根
TEL:0422-53-0751
E-mail:contact@officeyamane.net
ヤメン・サーディ(ヴァイオリン) Yamen Saadi, Violin
25歳にして2022/23シーズンよりウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。正式採用を目指し現在は試用期間中の身である。ソリストとして、室内楽奏者として多忙なキャリアを送っており、ベルリンのモルゲンポスト紙に「魅惑のサウンド」と評された。2022年5月にはレオニダス・カヴァコスの代役としてイスラエル・フィルにソリストとしてデビューを果たす。落ち着きあるリリシズム、そしてその若さからは想像できない技術と優雅さを併せ持つ。
これまでにソリストとしてシュターツカペレ・ベルリン、イスラエル・フィル、ヨーロッパ室内管、ポーランド国立放送響、バレンシア管弦楽団、クレメラータ・バルティカ、ハーバード管、ガリラヤ室内管、エルサレム響などと共演し、ダニエル・バレンボイム、ローレンス・フォスター、
レオニダス・カヴァコス、ヤロン・トラウブ、クリストフ・ポッペンなどの指揮者と共演している。
カーネギーホール、ラインガウ音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、エルサレム音楽祭、シュロス・エルマウなどヨーロッパ、アジア、アメリカの様々な音楽祭やコンサートホールで演奏をしてきた。
2022年1月にはプーランク、イザイ、フォーレの作品をピアニストのナタリア・ミルシテインと収録した初のリサイタルアルバム『Voices From Paris』をリリース。この録音は、「名人芸、叙情性、抑制された表現力が完璧にブレンドされている」、「素晴らしいしなやかさ、柔軟性、細かく幅広いダイナミックレンジ」などと絶賛された。
ナザレに生まれ、同地のバレンボイム=サイード音楽院でヴァイオリンを学び始める。その後、イスラエル・フィルのコンサートマスター、チャイム・タウブの指導を受け、11歳でウェスト=イースタン・ディヴァン管に入団し、17歳で同オーケストラのコンサートマスターに就任。バレンボイム・サイード・アカデミーで学士号を取得するとクロンベルク・アカデミーでミハエラ・マーティンに師事し、修士号を取得した。
2020年にはアビブ・コンクールおよびポール・ベン・ハイム・コンクールの両方で優勝する。また、アメリカ=イスラエル文化財団および
プリンス・フォン・ヘッセン賞より奨学金を授与されている。
室内楽奏者としても活躍しており、設立に関わったピアノ五重奏団キャンティ・アンサンブルでヨーロッパ全土をツアーしている。
2022年このアンサンブルは権威あるKersjes賞を受賞した。
1734年製のストラディヴァリウス「Ex Lord Amherst of Hackney, Ex Fritz Kreisler」を使用している。
沢木良子(ピアノ) Ryoko Sawaki, Piano
桐朋女子高等音楽学校音楽科卒業、同年渡仏。パリ国立高等音楽院ピアノ科を最優秀で、室内楽科を満場一致の最優秀で卒業。同時にエクリチュール科に於いて高等ディプロム取得。2000年文化庁在外芸術家研修員となり更に研鑽を積む。
1989年、1994年PTNAピアノコンペティション金賞受賞、サンマリノ音楽祭に招待。
1999年Forumde Normandie室内楽コンクールにて3位入賞、2002年ブルガリア・アルベール・ルーセル国際コンクール3位入賞、翌年ヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクール、ファイナリスト。同年講習会先のイスラエルにて最優秀ロマン派演奏賞受賞。
2006年帰国後はソロリサイタルを開催、またPMF(パシフィックミュージックフェスティバルin札幌)の公式ピアニストを務め、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団やウィーンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーと共演するなど、現在多方面で活動を展開している。