＜メンバープロフィール＞

岩崎洸（チェロ）　Ko Iwasaki, Cello
日本音楽コンクール第一位、特賞。桐朋学園高校を経て、ジュリアード音楽院に留学。
斉藤秀雄、レオナード・ローズ、ハーヴィー・シャピロ、パブロ・カザルスの各氏に師事。
1965年ニューヨーク、カーネギーリサイタルホールでデビュー。
その後、ウィーン、ミュンヘン、ブダペスト、カサド、チャイコフスキー等の国際チェロ・コンクールに上位入賞後、
アンドレ・プレヴィンに認められ、ロンドン交響楽団と共演。1971年芸術選奨文部大臣新人賞、及び現代日本チェロ名曲体系により
芸術祭レコード大賞を受賞。
マルボロ、アスペン、ロッケンハウスを初めとして、各国の音楽祭に参加。
近年は、ミュンヘン、チャイコフスキー、ヤニグロ、カサド等の国際チェロコンクールの審査員として招待されている。
現在、アメリカに本拠を置きながら世界各地で演奏を続けるかたわら、並びに桐朋学園大学特認教授、大阪音楽大学客員教授として
後進の指導も続けている。

堀了介（チェロ）　Ryosuke Hori, Cello
8歳より齋藤秀雄に師事。桐朋学園で学ぶ。在籍中の1967年に第36回日本音楽コンクール第1位受賞。
その後留学しウィーンコンセルヴァトリウム卒業。帰国後NHK交響楽団に入団、1979年まで首席奏者を務めた。
日本チェロ協会評議員長。東京音楽大学名誉教授。

堀沙也香（チェロ）　Sayaka Hori, Cello
7歳よりチェロを始める。松波恵子、岩崎洸両氏に師事。
東京音楽大学付属高等学校、同大学を卒業。在学中7年間、特待生奨学金を受ける。
第７６回読売新人演奏会に出演。その後、桐朋学園大学院大学にてさらに研鑽を積む。
在学中、秋山和慶指揮・桐朋アカデミーオーケストラとコンチェルトを共演。
NHK－FMリサイタル、毎日新聞主催小児ガン制圧チャリティーコンサート、JTが育てるアンサンブルシリーズ、
山陽放送チャリティーコンサートをはじめ、数々の演奏会に出演。
倉敷音楽祭、沖縄国際音楽祭、イタリアに於けるシュラーン国際音楽祭、京都国際音楽学生フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパンなどにも参加している。
2013年、父・堀了介と初のデュオCD『花のワルツ』をリリース。

荒井結（チェロ）　Yui Arai, Cello
福井県福井市出身。6歳からスズキ・メソードでチェロを学ぶ。中学卒業後渡米し、アイディルワイルド・アーツ・アカデミーに留学。
2003年秋からドイツ国立ハンブルク音楽大学にて研鑽を積み、'11年に帰国。
'08、'09、'12年にPMF（パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌）に参加。
'08年に岩城宏之音楽賞受賞、ブラームス国際コンクールチェロ部門第2位。平成24年度福井県文化奨励賞受賞。
オーケストラ・アンサンブル金沢、セントラル愛知交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、
ウクライナ・チェルニーゴフフィルハーモニー交響楽団、サイゴン・フィルハーモニー交響楽団と共演。
これまでにチェロを故・参納純三、ジョン・ワルツ、ヴォルフガング・メールホルンの各氏に師事。
現在、ソロと室内楽を中心に活動中。
東京チェロアンサンブル メンバー。福井ジュニア弦楽アンサンブル講師。福井大学教育学部音楽科非常勤講師。
(公財)福井県文化振興事業団主宰‘越のルビーアーティストバンク’登録アーティストとしても精力的に活動している。

小森谷裕子（ピアノ）　Hiroko Komoriya, Piano
桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」に入室。同高校音楽科、同大学音楽学部卒業。この間、水口和代、山田富士子、江戸弘子の各氏に
師事。在学中よりリサイタル、TV、FM、コンクール、CDなどで数多くの演奏家と共演している。又、霧島国際音楽祭、宮崎国際室内楽音楽祭など定期的に出演。
1990年、アポロンレコードから「ドラゴンクエスト・オン・ピアノ」のCDを発売。
同年、第9回チャイコフスキー国際音楽コンクールで最優秀伴奏賞を受賞。
2006年第1回カサド国際チェロ・コンクールin八王子で原智恵子賞（最優秀伴奏賞）受賞。今までに、ダニール・シャフラン・ヨゼフ・スーク、
ハーヴィ・シャピーロ、マリオ・ブルネロ、エマニュエル・パユなどと共演し、好評を得た。
2010年3月まで桐朋学園附属大学音楽学部弦楽科嘱託演奏員を務める。
桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」講師。