コンサート情報
2024年1月9日(火) 19:00 (18:30開場)
出演
脇園彩(メゾ・ソプラノ)、小堀勇介(テノール)、園田隆一郎(ピアノ)
- 脇園彩©Studio Amati Bacciardi、小堀勇介©T. Tairadate、園田隆一郎©Fabio Parenzan
内容
ニューイヤーに贈る、奧妙なベルカントの傑作
世界を舞台に目覚ましい活躍を続けるディーヴァ・脇園彩、
甘美な歌声で聴く者の心を奪う傑出テノール・小堀勇介、
歌手からも聴衆からも厚い信頼を得ているマエストロ・園田隆一郎、
日本が誇る3人による夢のリサイタルが実現しました!!
演奏機会の少ない作品ばかりを集めた、濃密で圧巻のプログラムをお届けします。
奥深きベルカントの世界にご期待ください。
◆ Program
・ロッシーニ:
《アルミーダ》より「甘美な鎖よ」★◆
《湖上の美人》より「おお、胸を熱くする優しい炎よ」◆
・ドニゼッティ:
《マリア・ストゥアルダ》より「空を軽やかに流れる雲よ」★ 、「全てから見放され翻弄されて」★◆
・ロッシーニ:
《ランスへの旅》より 「私にいったい何の罪が?~卑怯な疑いを持ったことです」★◆
******
・ロッシーニ:
《湖上の美人》より「たくさんの想いが今この胸に溢れ」★
《オテッロ》より「ああ、なぜ私の苦しみを憐れんでくれないのですか?」◆
・ドニゼッティ:
《ロベルト・デヴリュー》より 「苦しむ者にとって涙は甘美なもの」★
《ラ・ファヴォリート》より 「王の妾だと?~夢の中の清らかな天使」◆
・ロッシーニ:
《エルミオーネ》より「何をしてしまったの? 私はどこに?~復讐は果たされました」★◆
◆ アンコール
・ロッシーニ:《ラ・チェネレントラ》より「すべてが静かだ 〜 えも言われぬ甘美なものが」★◆
★=脇園彩、◆=小堀勇介
※都合により内容は変更となる場合がございます。
■ 脇園彩さん&小堀勇介さん&園田隆一郎さんのインタビュー記事を公開! New!!
◎記事は《 こちらをクリック 》 (取材・文:井内美香さん)
■ 脇園彩さん&小堀勇介さんのインタビュー動画 公開中!
◎動画のご視聴は《 こちらをクリック 》
■ ぶらあぼ2024.1月号にインタビュー記事が掲載されました!(取材・文:井内美香さん)
◎記事は《 こちらをクリック 》
チケット価格
● 全席指定・税込:一般 5,500円、U30 2,000円 ※U30は予定枚数終了
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
※U30は公演日当日に満30歳以下である方が対象。
公演当日、生年月日のわかる身分証(顔写真付き)をご提示の上、座席指定券と交換してご入場ください。
※U30チケットの取扱いは朝日ホール・チケットセンター(電話・WEB)のみ。座席選択は出来ません。
脇園 彩(メゾ・ソプラノ) Aya Wakizono, Mezzo-Soprano
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。2013年文化庁派遣芸術家在外研修員としてパルマ国立音楽院に留学。ロッシーニ・オペラ・フェスティバルのアカデミーに参加し『ランスへの旅』メリベーア侯爵夫人役でイタリアでのオペラデビューを果たす。ミラノ・スカラ座アカデミー修了。すでにミラノ・スカラ座をはじめ、トリエステ・ヴェルディ劇場、パレルモ・マッシモ劇場、マドリード・テアトロレアル、マインツ州立劇場、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバルなど出演多数。現在イタリアを拠点に活動し、主にロッシーニ、モーツァルトおよびベルカント作品をレパートリーとする。世界中から注目されるアーティストのひとり。
日本では2017年、藤原歌劇団『セビリアの理髪師』ロジーナ役でオペラデビュー。新国立劇場には2019年『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ役で出演以来、2020年『セビリアの理髪師』ロジーナ役、2021年『フィガロの結婚』ケルビーノ役、2023年『ファルスタッフ』メグ役で出演。2021/22シーズン開幕公演の『チェネレントラ』ではタイトルロールで出演しその圧倒的な存在感と卓越した歌唱で聴衆を魅了した。
2023年、ファーストアルバム『アモーレAmore』(BRAVO RECORDS)がリリース。11月にはボローニャ歌劇場来日公演『ノルマ』アダルジーザ役で出演を予定している。
2022年第52回ENEOS音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。
小堀勇介(テノール) Yusuke Kobori, Tenor
国立音楽大学声楽専攻ならびに同大学院声楽専修オペラ・コースを首席で修了。新国立劇場オペラ研修所第15期修了。2016年、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてイタリアに留学。ロッシーニの世界的権威であるアルベルト・ゼッダ氏のもとで研鑽を積み、ペーザロのアカデミア・ロッシニアーナ2016、ルーネンバーグのロッシーニ・オペラ・アカデミー2016を修了。チロル祝祭歌劇場にて《アルジェのイタリア女》のリンドーロ役でヨーロッパ・デビュー。帰国後はびわ湖ホール《連隊の娘》トニオ役を皮切りに、藤原歌劇団公演《チェネレントラ》ドン・ラミーロ役、日生劇場公演《愛の妙薬》ネモリーノ役、《セビリアの理髪師》アルマヴィーヴァ伯爵役などベルカント・オペラ作品に次々と出演を重ねている。
2018年第16回東京音楽コンクール声楽部門第2位、2019年第88回日本音楽コンクール声楽部門第1位など入賞多数。2022年10月に開催された東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会では、チョン・ミョンフン指揮《ファルスタッフ》フェントン役で出演、絶賛された。2023年は日越外交関係樹立50周年記念・新作オペラ・プロジェクト『アニオー姫』荒木宗太郎役に抜擢され、9月にハノイで世界初演されるほか、数々のオペラ作品や演奏会への出演を予定している。日本ロッシーニ協会会員。
園田隆一郎(ピアノ) Ryuichiro Sonoda, Piano
ボローニャ歌劇場、トリエステ歌劇場などを指揮し、国際的な活動を展開する気鋭の指揮者。オペラ、シンフォニーの両分野で活躍する指揮者のひとり。2006 年、シエナのキジアーナ夏季音楽週間『トスカ』を指揮してデビュー。翌年、藤原歌劇団『ラ・ボエーム』を指揮して日本デビューを果たす。同年夏にはペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバル『ランスへの旅』を指揮。その後国内外のオペラへの出演やオーケストラとの共演を重ねている。また、数々の歌手とのコンサートにおいて共演ピアニストとしても評価が高い。2005年第16回五島記念文化賞 オペラ新人賞受賞。2017 年度第16回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。令和4年度 第73回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。パシフィックフィルハーモニア東京 指揮者。藤沢市民オペラ芸術監督。