コンサート情報
2024年12月5日(木) 19:00 (18:30開場)
出演
クリストフ・ハルトマン(オーボエ)、ルイス・フィリペ・コエーリョ(ヴァイオリン)、ワルター・ケスナー(ヴィオラ)、クレメンス・ヴァイゲル(チェロ)、佐渡裕(友情出演・ナレーター)
- 写真左©Hermann Bredhorst 写真右©Peter Rigaud c/o Shotview Artists
内容
世界屈指の楽団メンバーによるアンサンブル×佐渡裕が夢のコラボレーション!
前半は世界最高峰の名門、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の名手によるオーボエ四重奏団で、
甘美な旋律が魅力のモーツァルト作曲「オーボエ四重奏曲 K.370」など珠玉の室内楽作品を演奏。
後半はモーツァルトの有名なオペラ《魔笛》のハイライトを世界的指揮者・佐渡裕がナビゲートのもとお届けします。
屈指の音響を誇る浜離宮朝日ホールで、オペラの舞台が目に浮かぶような臨場感あふれる極上のハーモニーをお楽しみください。
《 Program 》
・モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
・J.フランセ:コールアングレ四重奏曲
・モーツァルト(ロシナック編曲):オペラ《魔笛》より K.620
※都合により内容は変更となる場合がございます。
※佐渡裕は後半の《魔笛》に出演。指揮いたしません。
《 Message 》
★小学校1年生~18歳の方を無料ご招待!
文化庁「劇場・音楽堂等における子供芸術鑑賞体験支援事業」の詳細は《こちらをご確認ください》
チケット価格
● 全席指定・税込:8,000円
※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
チケット申し込み
- ● イープラス
- URL:https://eplus.jp/asahihall/
- ● チケットぴあ
- URL:https://t.pia.jp/
- ● teket(電子チケット)
- URL:https://teket.jp/9987/37252
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
フィルハーモニー・オーボエ・カルテット Philharmonie Oboe Quartet
弦楽トリオとオーボエというユニークな組み合わせが特徴のフィルハーモニック・オーボエ・カルテット(PoQ)は、2016年にクリストフ・ハルトマン(オーボエ)とルイス・フィリペ・コエーリョ(ヴァイオリン)、ワルター・ケスナー(ヴィオラ)、クレメンス・ヴァイゲル(チェロ)によって結成された。きっかけは2016年夏にドイツの「ランツベルグ音楽祭」にて18世紀にオーボエ奏者として活躍したフランツ・ヨーゼフ・ロシナック編曲によるモーツァルト作曲「魔笛」のオーボエ四重奏版を演奏したことである。それ以来、ドイツやイタリア、ブラジル、アメリカで数々のコンサートホールやフェスティバルで演奏を重ね、2019年秋には日本デビューを果たし、同時に初録音、モーツァルト作曲「魔笛」(ロシナック編)をリリースしている。
■ クリストフ・ハルトマン(オーボエ)
1965年ランツベルク・アム・レヒ生まれ。アウクスブルクのレオポルド・モーツァルト音楽院にてゲオルク・フィッシャー氏、ミュンヘン音楽大学にてギュンター・パッシン氏に師事、オーボエと室内楽の修士号を取得。在学中よりシュトゥットガルト・フィルハーモニーで活躍した後、1992年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。1999年ランツベルク夏の音楽祭を創設。それを機にアンサンブル・ベルリンを結成、ベルリン・フィルハーモニー管公認の室内楽グループである。オーボエ奏者としてEMIと契約、2008年アルバムをリリース。ベルリン・フィルハーモニー・アカデミーにて後進指導にもあたっている。
■ ルイス・フィリペ・コエーリョ(ヴァイオリン)
ブラジル出身。4歳よりヴァイオリンを始め、16歳でヨーロッパに渡りハンス・アイスラー音楽大学ベルリンなどにてウルフ・ヴァリンやザハール・ブロンに師事。2007~2008年ベルリン・フィルハーモニー・アカデミーにて研鑽を積み、2008年にはベルリン・フィル・アカデミーと録音したバッハの『2つのヴァイオリンのための協奏曲』でソリストを務めた。2012年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に正式に入団。ティボール・ヴァルガ国際コンクール3位の他、数々のコンクールで入賞。使用楽器はドイツ政府所有のクレモナのロレンツォ・ストリオーニ1774年製。
■ ワルター・ケスナー(ヴィオラ)
ミュンスター生まれ。1987年バイエルン放送交響楽団に入団後、1989年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。ヴィオラ奏者の傍らオーケストラのアーキビストも務め、弦楽八重奏団、四重奏団など室内楽アンサンブルにも積極的に参加。シフ・アンドラーシュ、レオニダス・カヴァコス、サラ・チャン等の室内楽パートナーでもある。ユルゲン・クスマウル、キム・カシュカシアン、マイケル・トゥリーらに師事。ハンス・アイスラー音楽大学で客員教授として教鞭を執っている。上海音楽学院名誉教授。
■ クレメンス・ヴァイゲル(チェロ)
1968年生まれ。ヴュルツブルグ出身。6歳よりチェロを始める。ヤングスチューデントとしてトロシンゲン音楽大学で研鑽を積み、ウィーン国立音楽大学にて学士、ミュンヘン音楽大学院にて修士取得。ゲラルト・ハマン、ワルター・ノータスらに師事。ゲルトナープラッツ州立劇場に所属。ウォルフガングバウアーコンソート(バロックアンサンブル)、ロダン四重奏団、アンサンブル・ベルリン創設メンバーとして活躍。また、1999年よりミュンヘン音楽大学にて教鞭を執る。シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭のゲストコーチとしても活躍。日本でも兵庫芸術文化センター管弦楽団のゲスト・トップ・プレイヤーとして活躍している。
佐渡裕(ナレーター) Yutaka Sado, Narrator
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。これまでパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団等欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。現在オーストリアのトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督、兵庫県立芸術文化センター芸術監督、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した「マーラー:交響曲第4番」を2024年1月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP文庫/新書)など。
http://yutaka-sado.meetsfan.jp