コンサート情報
2025年9月2日(火) 19:00(18:30開場)
内容
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333 K6.315c
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番「月光」 嬰ハ短調 Op.27-2
ドビュッシー:映像 第1集より第1曲「水の反映」
ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」
デュポン:憂鬱な時間より「日曜日の午後」
アーン:当惑したナイチンゲール 第4組曲「ヴェルサイユ」(抜粋)
第52曲 冬模様、第49曲 夢見るベンチ
ケクラン:陸景と海景 作品63より 第10曲「漁夫の歌」
シュミット:秘められた音楽 第2集 作品29より 第6曲「弔いの鐘」
チケット価格
全席指定・税込:一般¥6,500、U25¥3,000
チケット申し込み
公演に関するお問い合わせ
株式会社パシフィック・コンサート・マネジメント
03-3552-3831(平日10:00~18:00 土日祝休)
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)Anne Queffélec, Piano
現代を代表する名ピアニストの一人に数えられ、国際的な舞台で活躍を続けている。
パリ生まれ。5歳からピアノを始め、パリ国立高等音楽院を首席で卒業した後、ウィーンでアルフレッド・ブレンデル、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デームスに師事。1968年ミュンヘン国際音楽コンクールで満場一致で優勝を果たし、翌年リーズ国際ピアノ・コンクールでも入賞。一躍ヨーロッパで大きな注目を集め、世界各地で演奏活動を開始させた。
これまでに、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、BBC交響楽団、アカデミー室内管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、リール国立管弦楽団、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、クレメラータ・バルティカ、シンフォニア・ヴァルソヴィア等のオーケストラと共演を重ね、日本では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団と共演している。
また指揮者では、ピエール・ブーレーズ、ジョン・エリオット・ガーディナー、フィリップ・ジョルダン、デイヴィッド・ジンマン、クリストフ・エッシェンバッハ、ジェームズ・コンロン、ルイ・ラングレ、イルジー・ビエロフラーヴェク、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、ジャン=クロード・カサドシュ、アラン・ロンバール、テオドール・グシュルバウアー、カルロ・ゼッキ、ローレンス・フォスター、ハインツ・ホリガー、マレク・ヤノフスキ等と共演している。
1990年、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジークの年間最優秀演奏家賞を受賞。BBCプロムス、バース国際音楽祭、ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭のほか、フランスで開催されるラ・シェーズ=デュー、モンペリエ、ストラスブール、ブザンソン、ボルドー、ディジョン、グランジュ・ドゥ・メレ、ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント、ラ・ロック=ダンテロンといった音楽祭にも定期的に出演している。
とりわけモーツァルトの瑞々しい解釈は高く評価されており、6公演にわたり開催されたモーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会はラジオ・フランスで放送され絶賛された。また、映画「アマデウス」ではサー・ネヴィル・マリナーとの共演でピアノ協奏曲を演奏し、話題となった。
エラート、ヴァージン・クラシックス、ミラーレから膨大な数のアルバムをリリースし、多岐に亘るレパートリーの録音を残している。ミラーレからの『サティと仲間たち』は2013年ディアパソン・ドール賞を受賞し、2017年にリリースした『ダンスに加わって』も高評を得る。近年はスカルラッティモーツァルト、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集のほか、2023年に最新盤『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第27番』(リオ・クオクマン指揮パリ室内管弦楽団)をリリース。