コンサート情報
2025年9月28日(日) 15:00 (14:30開場)
内容
シューマンの深淵へ ――
共鳴する三つの心。時を超えた対話が、いま始まる。
国内外で多彩な活躍をみせる郷古 廉、横坂 源、北村朋幹が、トリオとしては3年ぶりに浜離宮朝日ホールに登場。
前回、2022年はオール・シューベルト・プログラムで聴衆を魅了した3人が、今回はロベルト・シューマン(1810-1856)の真髄に迫ります。
シューマンのピアノ三重奏曲は、いずれもロマン派ならではの抒情性と精神性が融合した傑作です。
4作とも個性が異なり、シューマンの感情の豊かさと室内楽への深い探求が感じられます。
気鋭ソリストたちによるピアノ・トリオが、精緻かつ濃密なアンサンブルで描く"シューマンの魂"。魅惑の室内楽をお愉しみください。
《 Program 》
オール・シューマン・プログラム
幻想小曲集 Op.88
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.63
ピアノ三重奏曲第2番 へ長調 Op.80
ピアノ三重奏曲第3番 ト短調 Op.110
※都合により内容は変更となる場合がございます。
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【 WEB特別先行販売のお知らせ】
● 朝日ホール・チケットセンター
・受付期間:5月31日(土)10:00 ~ 6月21日(土)18:00
・一般:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=250928
・U30:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GK5928
※要事前登録。 ※枚数限定・先着順です。
※枚数上限に達し次第、期間内でも受付を終了する場合がございます。
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チケット価格
● 一般 6,000円、U30(30歳以下) 2,000円
※全席指定・税込
チケット申し込み
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- URL:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GK5928
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公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
※U30チケットの取扱いは朝日ホール・チケットセンター(電話・WEB)のみ。公演当日に満30歳以下である方が対象。
入場口にてチケットと共に生年月日のわかる身分証(顔写真付き)をご提示ください。
郷古 廉(ヴァイオリン) Sunao Goko, Violin
ソリストとN響第1コンサートマスター、二刀流で音楽を極めるヴァイオリニスト。2013年ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりである。1993年、宮城県多賀城市生まれ。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門において史上最年少で優勝。2007年12月のデビュー以来、各地のオーケストラと共演。2017年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んだ。これまでに勅使河原真実、ゲルハルト・ボッセ、辰巳明子、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。ジャン・ジャック・カントロフ、アナ・チュマチェンコの各氏のマスタークラスを受ける。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。2019年第29回出光音楽賞受賞。2024年4月よりNHK交響楽団第1コンサートマスターに就任。2025年1月よりみやぎ絆大使に就任。
横坂 源(チェロ) Gen Yokosaka, Cello
新潟市出身。桐朋学園女子高等学校(男女共学)、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。2002年、全日本ビバホール・チェロコンクール史上最年少(15歳)で第1位。2005年出光音楽賞、2008年齋藤秀雄メモリアル基金賞、2010年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位、2012年ホテルオークラ音楽賞など多数受賞。2009年には、全ドイツ学生音楽コンクール室内楽部門で第1位を受賞。13歳で東京交響楽団とサン=サーンスのチェロ協奏曲を共演したのを皮切りにソリストデビュー。2019年/2020年には演奏活動20周年を迎え、ドイツでWürth PhilharmonikerとS.スヴィリドフのチェロ協奏曲 『つばき』の新作委嘱・世界初演と東京交響楽団(齋藤友香理指揮)との日本初演を行った。 また、日本フィルハーモニー交響楽団(山田和樹指揮)とM.ルグランのチェロ協奏曲の日本初演、2023年には野平一郎指揮「三善晃:チェロ協奏曲第2番『谺つり星』」に取り組むなど、目覚ましい躍進を続けている。録音は、新譜「R.シュトラウス&ラフマニノフ(ピアノ:沼沢淑音)」を含む3枚のアルバムをリリース。現在最も幅広い演奏活動を展開するチェリストの一人である。
北村朋幹(ピアノ) Tomoki Kitamura, Piano
愛知県生まれ。浜松国際コンクール第3位、シドニー国際コンクール第5位ならびに3つの特別賞、リーズ国際コンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際コンクール第2位入賞。第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本とヨーロッパとで活動を展開。オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、そして古楽器による演奏活動を定期的に行っている。近年では、近現代作品の演奏への評価も特に高く、2024年にはアーヴィン・アルディッティからの指名を受け、アルディッティ弦楽四重奏団とともに、2曲のピアノ五重奏曲の世界初演に携わる。録音は、6タイトルのソロアルバムをフォンテックよりリリースし、「リスト 巡礼の年 全3年」ほかの成果により、令和6年度(第75回)芸術選奨 音楽部門 文部科学大臣新人賞を受賞、『美的にも知的にも余人を圧倒する音楽家の出現』と評された。第76回文化庁芸術祭賞レコード部門優秀賞、第22回佐治敬三賞受賞。東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。またフランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の研究に取り組んだ。ベルリン在住。