コンサート情報
2025年10月15日(水) 19:00 (18:00開場)
内容
魂を映し出す、唯一無二のピアニズム
静謐なる美と叙情、そして情熱 ―― 巨匠が紡ぐ、音楽を超えた対話
個性的でありながらも深い精神性を湛え、心揺さぶるピアニズムで魅了する巨匠 アブデル・ラーマン・エル=バシャが浜離宮朝日ホールに登場。
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンという偉大な作曲家たちの音楽の核心へと迫ります。
エル=バシャは、1978年、わずか19歳でエリザベート王妃国際音楽コンクールにおいて優勝したことで、その名を世界に轟かせました。
それから45年以上の時を経た"いま"、彼はどのような世界を私たちに魅せてくれるのでしょうか。
巨匠の指が紡ぐ、エスプリが光る円熟の音世界を、心ゆくまでご堪能ください。
《 Program 》
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」 ハ長調 Op.53
※都合により内容は変更となる場合がございます。
※第1部は途中入場が出来ません。余裕をもってご来場ください。
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【 特別先行販売のご案内 】
● 朝日ホール・チケットセンター
受付期間:4月5日(土)10:00 ~ 5月10日(土)18:00
一般席 WEB:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=251015
U30席 WEB:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=G51015 ※座席選択可
電話:03-3267-9990(日・祝除く10:00~18:00)
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チケット価格
● 一般 6,000円、U30(30歳以下) 2,000円
※全席指定・税込
チケット申し込み
- ● U30席のWeb購入はこちら ※座席選択可
- URL:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=G51015
- ● イープラス
- URL:https://eplus.jp/asahihall/
- ● チケットぴあ
- URL:https://t.pia.jp/
- ● teket(電子チケット)
- URL:https://teket.jp/9987/48058
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
※U30チケットの取扱いは朝日ホール・チケットセンター(電話・WEB)のみ。公演当日に満30歳以下である方が対象。
入場口にてチケットと共に生年月日のわかる身分証(顔写真付き)をご提示ください。
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)Abdel Rahman El Bacha, Piano
ベイルート(レバノン)の音楽一家に生まれる。1967年よりピアノをツヴァルト・サルキシアンに師事し、弱冠10歳でオーケストラと初共演を果たす。1973年、クラウディオ・アラウに将来を嘱望され、その翌年にフランス、ソ連、イギリスの奨学金によりパリ国立高等音楽院へ入学。ピエール・サンカンに師事し、ピアノ、室内楽、和声法、対位法の4科で首席となった。1978年、19歳の時にエリザベート王妃国際音楽コンクールにおいて審査員満場一致で優勝し、一躍世界の注目を浴びる。これまでに、ザルツブルク・モーツァルテウム、パリ・シャンゼリゼ劇場、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ミュンヘン・ヘラクレスザールをはじめとする世界の主要ホールに登場し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、グルベンキアン管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、NHK交響楽団等のオーケストラと共演している。また近年は、サル・プレイエル、シテ・ドゥ・ラ・ムジーク、プロヴァンス大劇場等に登場し、アメリカではシャーロット交響楽団やトレド交響楽団と共演、モントリオールや日本でも演奏している。フォルラーヌ・レーベルからリリースしたプロコフィエフの初期作品の録音でシャルル・クロ・アカデミー大賞を獲得し、1983年の授賞式ではプロコフィエフ夫人から賞を手渡された。同レーベルからは、バッハやラヴェルの協奏曲のほか、シューマン、ラヴェル、シューベルト、ラフマニノフの作品集をリリースしている。ショパンのピアノ曲を作曲年代順に全曲録音しており、ピアノとオーケストラのための作品はシュテファン・ザンデルリンク指揮ブルターニュ国立管弦楽団とレコーディングしている。また、オクタヴィア・レコードからラヴェルのピアノ・ソロ作品全集、バッハの平均律クラヴィーア曲集、シューベルトの即興曲集、グラナドスの『ゴイェスカス』を、ミラーレからプロコフィエフのピアノ・ソロ作品集とベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集をリリース。近年はMClassicsからプロコフィエフのピアノ・ソナタ第6、7、8番、『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲&イタリア協奏曲』をリリースしている。作曲家としても活躍目覚ましく、自作曲はフランスの出版社Editions Delatourから出版され、自作のピアノ作品のアルバム『アラベスク』をミラーレからリリースしている。1998年フランス政府よりフランス芸術文化勲章シュヴァリエを授与され、2002年にはレバノン大統領より功労賞の最高位メダルを贈られた。2019年、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学から名誉博士号を授与された。フランスとレバノンの2つの国籍を持つ。