コンサート情報
2026年7月21日(火) 19:00(開場18:30)
内容
現代音楽の旗手が描く、新たな地平 ―― エマール、豊穣のきらめき
現代最高峰のピアニストの一人、そして現代音楽の旗手として名高いピエール=ロラン・エマールが浜離宮朝日ホールに登場します。
今回は、エマールの長年の友人でもある、ルーマニア生まれのハンガリーの作曲家ジェルジ・クルターグ(1926~)の
生誕100周年を祝して、2023年12月の来日公演でも好評を博した、クルターグの《ピアノのための遊び》と、
J.S.バッハ、シューベルトの作品を交錯させながら一つの物語を紡ぎ出す、こだわりのプログラムをお届けします。
クルターグの《ピアノのための遊び》は、1973年から半世紀以上にわたって書き継がれ、今なお新作が生み出されているピアノ小品集。
各曲は短い断章形式で、特定の人物へのオマージュやメッセージが込められており、
手紙や日記をめくるように、クルターグ自身の内面をも綴った作品集です。そこに、バッハの《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》と
シューベルトのさまざまな舞曲が組み合わされ、ユーモアあふれるアヴァンギャルドな音楽世界が描き出されます。
研ぎ澄まされたタッチと豊かな色彩感を礎に、音楽が秘める感情を明晰に描き分け、
現代音楽の鋭さから古典・ロマン派の本質までを一つの地平で響かせる ――。
知性と熱情が共鳴する稀有なピアニズムを、どうかお聴き逃しなく。
《 Program 》
クルターグ:C音の前奏曲とワルツ *
クルターグ:前奏曲とコラール *
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ホ長調 BWV854 **
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ロ長調 BWV866 **
クルターグ:歓喜 *
クルターグ:カインは兄に対して立ち上がった *
クルターグ:(そしてそれは起こった...) *
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ト短調 BWV861 **
クルターグ:ドーラ・アンタルの誕生日のために *
クルターグ:アンティフォナ 嬰ヘ調 *
J.S.バッハ:前奏曲 嬰ヘ長調 BWV858 **
J.S.バッハ:フーガ 嬰ヘ短調 BWV859 **
クルターグ:神はアブラハムを試した *
クルターグ:主はノアに言われた「すべての肉なるものの終わりが来る」 *
クルターグ:ジョルジュ・ショルシャニーの思い出に *
J.S.バッハ:フーガ ヘ短調 BWV857 **
クルターグ:哀歌(2) *
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調 BWV847 **
クルターグ:フェレンツ・ファルカシュへのオマージュ(2) *
J.S.バッハ:前奏曲 ニ短調 BWV851 **
クルターグ:草の葉 クララ・マルティンをしのんで *
クルターグ:鐘 マルギット・マンディのために *
J.S.バッハ:前奏曲 ニ長調 BWV850 **
クルターグ:シャーンドル・ヴェレシュのための鐘のファンファーレ *
J.S.バッハ:フーガ ニ長調 BWV850 **
*****
シューベルト:ワルツ D145から 第4番、第2番、第1番、第5番、第8番、第9番
クルターグ:対話
シューベルト:ワルツ D145から 第11番、第10番、第12番
クルターグ:ズザナ・シロカイへの一筆 *
シューベルト:感傷的なワルツ D779から 第23番
シューベルト:ドイツ舞曲 D783から 第3番、第2番
シューベルト:独創的ワルツ D365から 第21番
シューベルト:レントラー D734から 第3番、第15番
クルターグ:ドイナ *
シューベルト:レントラー D145から 第2番、第4番、第5番、第6番、第7番、第8番
クルターグ:リゲティのためのリガトゥラ *
シューベルト:レントラー D145から 第9番、第12番、第16番、第17番
クルターグ:メッセージ・エスキス(別の形で) *
クルターグ:人は花...(4a)
クルターグ:エルネ・レンドヴァイの思い出に *
シューベルト:最後のワルツ集 D146から 第14番、第15番、第20番
クルターグ:ゲオルク・クレルの誕生日に *
シューベルト:12のドイツ舞曲 D790から 第5番
クルターグ:...ただ、だから... *
シューベルト:12のドイツ舞曲 D790から 第6番、第7番、第8番
クルターグ:...ハインツのために...
シューベルト:12のドイツ舞曲 D790から 第9番
シューベルト:ワルツ D145から 第6番
クルターグ:エンドレ・セーケイとの静かな別れ *
シューベルト:独創的ワルツ D365から 第2番、第3番、第5番
シューベルト:レントラー D734から 第11番
クルターグ:無限との戯れ *
* クルターグ:ピアノのための「遊び」から
** J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻から
※都合により内容は変更となる場合がございます。
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チケット価格
● 8,800円 ※全席指定・税込
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
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【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
ピエール=ロラン・エマール(ピアノ) Pierre-Laurent Aimard, Piano
1957年フランスのリヨン生まれ。パリ音楽院でイヴォンヌ・ロリオに、ロンドンでマリア・クルチョに師事。1973年メシアン国際コンクールに優勝し、弱冠19歳でピエール・ブーレーズからアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・ピアニストに指名された。1980年代半ばから、親しかったジョルジ・リゲティの全作品の録音に加わるとともに、練習曲数曲を献呈された。ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン響、ニューヨーク・フィルなどの一流オーケストラや、サイモン・ラトル、ニコラス・アーノンクール、エサ=ペッカ・サロネンら時代をリードする指揮者と共演を重ねている。ヴィンタートゥール音楽協会(Musikkollegium Winterthur)におけるベートーヴェン:ピアノ協奏曲ツィクルス、ポルトのカーザ・ダ・ムジカ、ニューヨークのカーネギー・ホールやリンカーン・センター、 ウィーン・コンツェルトハウス、フランクフルト・アルテ・オーパー、ルツェルン音楽祭、ザルツブルク・モーツァルテウム、パリ・シテ・ドゥ・ラ・ミュジーク、タングルウッド音楽祭、エディンバラ芸術祭などでの活動に加え、2009年から2016年までオールドバラ音楽祭の芸術監督を務めた。2025/26シーズンは長年の友人であり共同制作者であるジェルジ・クルターグの生誕100周年を記念し様々な演奏活動を展開。クルターグ本人立会いの下で録音された『クルターグ:ピアノのための「遊び」』をリリース。BBCミュージック・マガジンから5つ星を獲得した。また、2025年9月には『バッハ:平均律クラヴィーア曲集』第2巻をリリース、世評高い第1巻(2014年ドイツ・グラモフォンより発売)につづき待望の全巻完結となった。








