コンサート情報

2025年6月29日(日) 14:00

田部京子ピアノ・リサイタル
-SHINKA-<進化×深化×新化>Vol.3

  • 託児
  • 2025年1月11日(土) 10:00AM~

出演

田部京子(ピアノ)
辻本 玲(チェロ・ゲスト出演)

田部京子©Akira Muto
田部京子©Akira Muto
辻本玲©︎KING RECORDS
辻本玲©︎KING RECORDS
チラシを見る

内容

日本を代表する実力派ピアニストとして人気を集める田部京子。

新シリーズ第3弾の今回はゲストにチェロの辻本玲が登場!

イ短調で紡ぐ<シューベルティアーデ>のひとときをお楽しみください。



■演奏曲目

モーツァルト :ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310

シューベルト :アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 ※辻本玲(チェロ・ゲスト出演)

シューベルト :ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D845 op.42

※都合により、曲目が変更となる場合がございます。予めご了承ください。



■公演に寄せて 

*************************

―SHINKA―

「進化」「深化」「新化」「真価」・・・

進歩していくこと、より深まっていくこと、新しくなること、真の価値・・・

各々の意味合いは異なりますが、人生の中においては全てが密接に重なり合っているような気がします。

「深化」が、「進化」「新化」を生み、「進化」は、「深化」「新化」の融合から生まれるのではないかと思います。

音楽家として常に追い求めている「真価」は、作品の<真髄>です。

「真価」を伝える演奏家としての使命を果たすべく、「進化」「深化」「新化」を続けることを胸に刻みつつ、

シリーズーSHINKA―とともに歩んでゆきたいと思います。

 

第3回は、旅先のパリで書かれた青年モーツァルトの不穏な心情が映し出されたイ短調のピアノ・ソナタで幕開けです。

続くシューベルトのアルペジオーネ・ソナタでは、共演者としてその音楽性とテクニックに深い感銘を受けたチェリスト、辻本玲さんをお迎えします。儚くも優しく美しいこの作品を辻本さんが奏でるチェロと寄り添うピアノでお届けします。

そして後半は、シューベルト晩年の長大なピアノ・ソナタにも通じる4楽章形式として完成され、彼のピアノ・ソナタとして初めて出版された傑作、ピアノ・ソナタ第16番に刻まれたシューベルトの魂に近づきたいと思います。

イ短調で紡ぐ<シューベルティアーデ>のひとときをお楽しみいただけますように・・・

 

田部京子

*************************

==========================

★一般発売に先駆けて、特別先行販売を実施します★

● 朝日ホール・チケットセンター

WEB会員先行 

2024年1130日(土)10:00202518日(水)18:00

<WEB>https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=250629

電話先行 

2024年1214日(土)10:00202518日(水)18:00

<電話>03-3267-9990 (日祝除く10:00~18:00)

==========================

チケット価格

全席指定(税込):¥5,300

チケット申し込み

朝日ホール・チケットセンター
03-3267-9990(日・祝除く10:00~18:00)
朝日ホール・チケットセンター
ローチケ.comロゴ
Lコード: 32739
電子チケットぴあ
Pコード:284-895
イープラスロゴ

公演に関するお問い合わせ

サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00-15:00)

出演者プロフィール

田部京子(ピアノ) Kyoko Tabe

東京芸術大学附属高校在学中、17歳で日本音楽コンクール優勝。ベルリン芸術大学に学び、エピナール国際ピアノコンクール、シュナーベル・コンクールにて第1 位、ミュンヘン国際音楽コンクール(ARD)第3位など受賞。バイエルン放送響、バンベルク響、モスクワ・フィルほか国内外の多数のオーケストラと共演し、室内楽でも世界のトップアーティストから共演者に指名され厚い信頼を寄せられている。
CDは35枚以上をリリース、その多くが国内外で特選盤に選出。『ます&シューマン:ピアノ五重奏曲』(共演:カルミナ四重奏団)がレコード・アカデミー賞を受賞するほか、『ブラームス:後期ピアノ作品集』、『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調、第21番ハ長調』がレコード芸術誌<リーダーズ・チョイス2012>器楽部門第1位、協奏曲部門第2位に、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30、31、32 番』も(同誌)に選出。
リサイタルシリーズ(2003年~浜離宮朝日ホール) は、シューベルト、シューマン、ベートーヴェン、ブラームスなどに続き、2016年~2022年の『シューベルト・プラス』シリーズも大成功を収めている。NHKドラマ「夏目漱石の妻」の挿入曲「シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番」の演奏でも話題を呼んだ。
2020年には、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲ニ長調op.61a(ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61のピアノ協奏曲版)」と「皇帝」をサントリーホールで一夜に2曲演奏し高い評価を得ている。2022年1月には、田部京子に献呈された「シューベルト:ピアノソナタ第21番ピアノ協奏曲版(吉松隆編曲)」の世界初演が多くの話題を集め、8月には大阪で関西初演を行った。2023年にCDデビュー30周年を迎え、リリースされた「メロディー」も特選盤に選出、好評を博している。
第一線で演奏活動を続け、日本を代表する実力派ピアニストとして人気を集めている。桐朋学園大学院大学教授。
公式HP: https://www.kyoko-tabe.com
(2024年11月現在)

辻本 玲(チェロ) Rei Tsujimoto

7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。その後ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。2006年、2007年、ヴァイオリニスト五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。2009年、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。2011年にサントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年、第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。ソロ活動と並行して、サイトウ・キネン・オーケストラや東京・春・音楽祭へ参加するほか、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」、「ひばり弦楽四重奏団」、水戸芸術館・新専属楽団「カルテット AT 水戸」などの室内楽にも多数参加。2016年に別府アルゲリッチ音楽祭にてワディム・レーピンと共演するなど実力派チェリストとして高い評価を得ている。2019年にソロCD『オブリヴィオン』をリリースし「レコード芸術」誌にて特選盤に選出。
これまでに、NHK交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハ−モニ−管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、ロシア国立交響楽団、ベルリン交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。
使用楽器は宗次コレクションより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は住野泰士コレクションよりTourteを、特別に貸与されている。
現在、NHK交響楽団首席チェロ奏者を務める。

公式サイト https://www.rei-tsujimoto.com