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浜離宮ランチタイムコンサート聴きごたえのあるプログラムとアーティストのトークで楽しむ90分各回11:30各1回券¥3,00010・11・12月の3公演セット券¥8,000川本嘉子©島崎陽子矢野雄太川本嘉子(ヴィオラ)&矢野雄太(ピアノ)vol.24411/15(金)ヴィオラの作品はピアノやヴァイオリンに比べ圧倒的に少ない。耳馴染みの良い、美しいメロディで聴衆の心を捉えるのがコンサートだとすると、ヴィオラのレパートリーには皆無なのでプログラミングにはいつも苦労する。今回はヴィオラのオリジナル作品か否かは気にしないで、メロディの豊富なシューベルトとシューマンから、知識が豊富なピアノの矢野さんにも助言いただきながら選曲し、スペシャルなプログラムをご用意しました。ヴィオラの音色に触れるのが癖になってもらえると嬉しいです。(川本嘉子)シューマン:「ミルテの花」より「献呈」Op.25-1アダージョとアレグロOp.70おとぎの絵本Op.113シューベルト:アヴェ・マリアD839すみれD786アルペジオーネ・ソナタイ短調D821黒田博黒田祐貴黒田博&黒田祐貴バリトン・デュオリサイタルvol.24310/9(水)共演:大貫瑞季(ピアノ)10月の『浜離宮ランチタイムコンサート』は、同じバリトンという声種の2人がお贈りするコンサートです。父と息子という親子関係ではありますが、互いに音楽家、表現者として尊敬しつつ競い合うことができている(父だけの思い込み?)と思っています。同じパートではありますが、それぞれの個性が表現できる歌をお楽しみいただけるように、オペラアリアや重唱、歌曲や童謡など、バラエティーに富んだプログラムを用意しました。お楽しみいただければと思います。(黒田博)ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」より「私は町のなんでも屋」ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」より「おい、小姓!」「夢かまことか?」モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「馬鹿め、いい加減にしろ」(二重唱)ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」より「静かに、静かに」(二重唱)大中恩:犬のおまわりさん、おなかのへる歌サッちゃん、サッちゃんの家ほかピアノデュオアンセットシス(山中惇史&高橋優介)vol.24512/12(木)1回券8/28(水)発売ピアノデュオ「アンセットシス」はピアノ2台の176鍵盤に由来していますが、今回の演奏会はピアノ1台、88鍵盤からスタートします。モーツァルトが想いを寄せる女の子との演奏を想定して書いたとされる連弾曲(諸説あり)。わざと手がぶつかるように書いたのでは!?と疑いたくなるような所もいくつか……モーツァルトの下心丸見え、それでも作品は超一級の名作です。そして後半は2台ピアノで「ラプソディー・イン・ブルー」。「アメリカの音楽史を紐解きながら進行する」というコンセプトのもと編曲した特別バージョンです。88から176鍵まで、多彩なピアノの世界にご期待ください。(アンセットシス山中惇史&高橋優介)モーツァルト:アンダンテと5つの変奏ト長調K.501幻想曲ニ短調K.397(高橋solo)、ロンドニ長調K.485(山中solo)4手のためのソナタハ長調K.521ガーシュウィン(アンセットシス編):ラプソディー・イン・ブルー~TributetotheAmerica’shistory~©TakafumiUeno7