音楽ホール

概要

特徴

浜離宮朝日ホール・音楽ホールは、1992年にオープンした客席数552席のシューボックス型室内楽専用ホールです。室内楽の繊細な音の響きを美しく生かすために最高の技術を駆使して設計・施工されました。

1996年に米国音響学会が世界22カ国の76ホールを調査して出版した『How They Sound~CONCERT & OPERA HALLS』において、ウィーンの楽友協会ホールなど3ホールが最高の「Superior」、浜離宮朝日ホールやニューヨークのカーネギーホールなど6ホールがそれに次ぐ「Excellent」に挙げられ、「世界で最も響きが美しいホールの一つ」と言われています。この評価は、残響・聴衆とステージの関係の親密度・音のバランス・音色の輝き・透明感・温かさ・質感などを技術的に測定する一方、演奏家や音楽評論家の意見も取り入れて総合的に判定されたものです。弱音による繊細な演奏もすべての座席で満喫できるホールとして、クラシックを中心に古楽からポップスまで、幅広いジャンルの演奏家やお客様に愛されています。

2021年にはこの音響特性を生かしつつ、設備や座席をリニューアルし、機能の向上を果たしました。

仕様

ホール内 奥行き 32.00m
天井高 (平土間から)12.55m~13.05m
容積 5,800㎥
残響時間 1.7秒(満席/500㎐)
座席 552席(1階448席、2階104席) ※車いす対応席2席
床材 ナラフローリング
舞台 奥行き 6.90m
間口 前12.10m~奥10.00m
面積 78.20㎡
高さ 75.00cm
美術バトン 許容荷重110kg 電動2本
ホリゾント幕用バトン 許容荷重110kg 電動1本
床仕上げ カバザクラフローリング
階段 2台

【その他】

ホワイエ(大589㎡・小103㎡)、バーカウンター、クローク、控室 A・B・C・D・特別(S)・大

【エレベーター】

荷物用(W3.18m×D2.30m×H2.09m、積載荷重3t)

フロア平面図(4F)