浜離宮朝日ホール
〒104-8011
東京都中央区築地5-3-2
Tel.03-5541-8710

2015年3月5日(木) 19:00
浜離宮朝日ホール

主催:朝日新聞社/ジャパン・アーツ

【浜離宮ピアノ・セレクション】 ─気鋭の『今』を聴く─
世界が注目する新進気鋭のピアニスト!
キット・アームストロング ピアノ・リサイタル

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出演者

キット・アームストロング(ピアノ)

キット・アームストロング   ⒸJason Alden

内容

 巨匠に育まれた天賦の才。

 ~私が出会った最も類稀なる才能~
 ─ アルフレッド・ブレンデル ─
 
バッハ:コラール前奏曲集より
 「おお愛する魂よ、汝を飾れ」 BWV654
 「かくも喜びに満てる日」 BWV605
 「主イエス=キリスト、われらを顧みたまえ」 BWV655
 
アームストロング:バッハの名による幻想曲
 
バッハ:パルティータ第6番 ホ短調 BWV830
 
  * * *
 
リスト:「2つの伝説」より第1番“小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ”S175/R17
 
リスト:超絶技巧練習曲集より第10番へ短調「熱情」S139/R2b
 
リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」S514/R181
 
バッハ(リスト編):オルガンのための幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
 
*曲目・曲順が変更になる場合がございます。
 

チケット価格

全席指定:一般¥5,000、
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員¥4,500(ジャパン・アーツぴあのみ取り扱い)

お問い合わせ

朝日ホール・チケットセンター(日・祝除く10:00~18:00)
Tel:03-3267-9990
ジャパン・アーツぴあ
Tel:03-5774-3040
URL:http://www.japanarts.co.jp/
チケットぴあ
Tel:0570-02-9999(Pコード:240-678)
ローソンチケット
Tel:0570-000-407(Lコード:39632)

キット・アームストロング(ピアニスト;作曲家)
Kit Armstrong (Pianist;Composer)

「彼は恐るべきテクニックを思いのままに操る一方で、本来は純粋で感受性の高い詩人である。いかなる従来の固定観念にもとらわれることなく、彼はモダンピアノの性能を最大限に活用し、なおかつその性能に溺れることもない。常にニュアンスに満ちたタッチで演奏するという点では、彼の音楽へのアプローチは感情表現を特徴としている」(ケルナー・シュタット・アンツァイガー紙)

「ここに遥かなる高みへ続く道を歩み出したと思われるピアニストがいる」(アルフレッド・ブレンデル)

 21歳のピアニストで作曲家のキット・アームストロングは、今日のクラシック音楽界で最も注目すべき逸材である。幼くして非凡な知性、音楽性、そして演奏テクニックを認められたアームストロングは、現在、類い稀なキャリアへと続く道を確実に歩み始めた大人の芸術家として知られている。彼の華麗かつ完璧なテクニックは思わず息を飲むほど素晴らしく、また、その卓越した知性と直観的な音楽性によって、分析的であると同時に極めて感情的に音楽の真髄に迫っている。インディペンデント紙は彼の「自信みなぎる表情豊かでリラックスした演奏」に言及し、「殿堂入りを果たした新進気鋭のピアニスト」で「注目すべき作曲家」であると称賛した。

 これまでに、ウィーンのコンツェルトハウス、ロンドンのウィグモア・ホール、チューリッヒのトーンハレ、ケルンとベルリンのフィルハーモニー・ホール、ハンブルクのライスハレ、ブリュッセルのパレ・デ・ボザールなどでリサイタルを行っている。昨シーズン中には、彼のバッハ/リストのプログラムが、アルフレッド・ブレンデルにより「近年聴いたピアノ演奏の中で最も高い満足度が得られた演奏の一つ」と絶賛された。特筆に値するオーケストラとの共演プロジェクトとしては、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、およびロビン・ティチアーティ指揮スコットランド室内管弦楽団とのツアーが挙げられる。最近ではエサ=ペッカ・サロネン指揮バイエルン放送交響楽団、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団とも共演し、欧州の一流オーケストラに相次いでデビューしている。室内楽にも熱心に取り組み、最近ヴァイオリニストのアンドレイ・ビエロウ、チェリストのエイドリアン・ブレンデルとともにCDレコーディングを行った。このCDには、他の作曲家の作品とともにキット自身が作曲した曲も収録されており、2012年にジェニュイン・レーベルからリリースされた。受賞歴も多く、主なものとしては、ASCAP財団のモートン・グールド若い作曲家賞を5回受賞している。このうち2007年には、ヴィオラとピアノのための組曲「もじゃもじゃペーター」で、ASCAP財団の権威あるシャーロット・V・バーゲン奨学金を授与された。

 キット・アームストロングはフィラデルフィアのカーティス音楽院とロンドンの王立音楽院で学び、後者ではベンジャミン・カプランに師事した。13歳からアルフレッド・ブレンデルに師事し、以来、緊密かつ有意義な関係を継続している。ブレンデルはキットについて、「これまでに出会った最も偉大な才能の持ち主」と評し、師として、あるいは良き助言者として彼に影響を与えている。二人の特殊な師弟関係を密着取材したドキュメンタリー「ピアノの椅子に火をつけろ(Set the Piano Stool on Fire)」が、イギリスの映画制作者マーク・キドルにより映像化され、大好評を博した。

 キット・アームストロングはロサンゼルス、パリ、およびロンドンで育った。5歳の時に初めてピアノと出会い、7歳の時に数学の勉強を始めた。ロンドンの王立音楽院から音楽の学位を、パリ大学から数学の学位を授与されている。ピアノ演奏も作曲もしていない時には、料理、折り紙、テニス、コンピューター・ゲームをして過ごすことを特に好んでいる。

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【託児サービスあります】
お問い合わせ・お申し込みは、イベント託児・マザーズへ。
0120-788-222(要予約)。
http://www.mothers-inc.co.jp/

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