コンサート情報
2024年11月5日(火) 19:00 (18:30開場)
内容
世界が認めた歌声。光彩を放つディーヴァが満を持して登場。
欧州を中心に名門歌劇場で圧倒的存在感を放つソプラノ・中村恵理が浜離宮朝日ホールに初登場!
英国ロイヤルオペラ、ウィーン国立歌劇場などへの出演をはじめ、バイエルン国立歌劇場では専属歌手もつとめた日本が誇るディーヴァです。
並外れた集中力から生まれる、確かな歌唱・魂震わす表現力は国際的にも高い評価を得ています。
今回は、ベッリーニの傑作歌曲からマスネやプッチーニの名アリアまで、中村恵理の"声"で聴きたい充実のプログラムをお届け。
ピアノ共演は中村が信頼を寄せる木下志寿子。いま注目の気鋭テノール・工藤和真もゲスト出演します。
麗しい歌声に酔いしれる至高の一夜をお聴き逃しなく。
《 Program 》
・ ベッリーニ:6つのアリエッタ
・ ドビュッシー:星の夜、ピエロ、まぼろし
・ トスティ:セレナータ、夢、薔薇、暁は光から
・ チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》より「私は創造の神の卑しいしもべ」
・ マスネ:歌劇《エロディアード》より「あの人は優しい人」
・ マスネ:歌劇《マノン》より
第2幕「さようなら、私たちの小さなテーブルよ」
第3幕 サン・シュルピス神学校の2重唱
「許してください、全能の神よ〜君、いや貴女か!そう私よ!」(テノール客演:工藤和真)
・ プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》より間奏曲(ピアノソロ)~「ひとり見捨てられて」
・ プッチーニ:歌劇《つばめ》より「ドレッタの美しい夢」
※全プログラムを公開しました(9/6)
※都合により曲順・曲目等の内容は変更となる場合がございます。
■ 浜離宮朝日ホール通信にインタビュー記事掲載(取材・文:井内美香さん)
・インタビュー記事は《こちらをクリック》
★小学校1年生~18歳の方を無料ご招待!
文化庁「劇場・音楽堂等における子供芸術鑑賞体験支援事業」の詳細は《こちらからご確認ください》
チケット価格
● 全席指定・税込:一般 5,500円、U30(30歳以下) 2,000円
※U30席は座席選択できません。
チケット申し込み
- ● U30席のWeb購入はこちら ※予定枚数終了
- URL:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GK1105
- ● teket(電子チケット)
- URL:https://teket.jp/9987/35701
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
※U30は公演日当日に満30歳以下である方が対象。
公演当日、生年月日のわかる身分証(顔写真付き)をご提示の上、座席指定券と交換してご入場ください。
※U30チケットの取扱いは朝日ホール・チケットセンター(電話・WEB)のみ。座席選択は出来ません。
中村恵理(ソプラノ) Eri Nakamura, Soprano
2008年英国ロイヤルオペラにデビュー。2009年BBC主催カーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールドにてオーケストラ、歌曲両部門においてファイナルに進出。翌年、英インディペンデント紙「Talent2010」音楽家部門に選出。2010年から6年間にわたりバイエルン国立歌劇場の専属歌手として数々のオペラで主要キャストを務める。また英国ロイヤルオペラ ベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》ジュリエッタ、モーツァルト《フィガロの結婚》スザンナ、マスネ《ウェルテル》ソフィー、プッチーニ《トゥーランドット》リュー、ヴェルディ《リゴレット》ジルダ、プッチーニ《蝶々夫人》タイトルロールをはじめ、ウィーン国立歌劇場、ワシントン・ナショナル・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラなど客演多数。
日本国内では、びわ湖ホール プッチーニ《つばめ》マグダ、新国立劇場《蝶々夫人》タイトルロール、ヴェルディ《椿姫》ヴィオレッタ、藤沢市民オペラ《ラ・ボエーム》ミミなどで出演。2023年は宮崎国際音楽祭 ヴェルディ《仮面舞踏会》アメーリアをはじめ、スウェーデン王立歌劇場《蝶々夫人》タイトルロール、イングリッシュ・ナショナル・オペラ『マリア・カラスの7つの死』に出演するなど世界各地でのオペラ公演や演奏会に出演し絶賛された。
2024年4月にはイギリスのCDレーベル「Opera Rara」の新制作録音 ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(1857年版)アメーリアでロール・デビューを果たした。
2025年1月にはカナディアン・オペラ・カンパニー《蝶々夫人》タイトルロールで出演を予定している。
2012年度アリオン賞、2015年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、2017年JXTG音楽賞洋楽部門奨励賞、2017年度兵庫県芸術奨励賞の各賞を受賞。
東京音楽大学特任教授、大阪音楽大学客員教授。
木下志寿子(ピアノ) Shizuko Kinoshita, Piano
お茶の水女子大学文教育学部音楽科ピアノ専攻卒業。同大学院修了。2005~2006年ドイツに留学、ドレスデンのザクセン州立歌劇場において研鑽を積む。コレペティトゥールとして数々のオペラ公演を支えながら、声楽の共演ピアニストとしてリサイタル伴奏等でも活躍している。これまでに新国立劇場、二期会を中心に多数のオペラ公演において音楽スタッフを務め、国内外の指揮者、歌手達から高い評価を得ている。オペラのレパートリーは60作品に及ぶ。特にドイツオペラ上演においては重要な存在であり、ワーグナーやR.シュトラウスの作品に数多く関わる国内有数のピアニストである。また、これまでに静岡国際オペラコンクール、PMF国際教育音楽祭などの公式伴奏ピアニストも務める他、オペラ研修所等で後進の指導にもあたっている。現在、新国立劇場ピアニスト、同劇場オペラ研修所講師、二期会オペラ研修所ピアニスト。
工藤和真(テノール) Kazuma Kudo, Tenor
岩手県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科声楽専攻修了。
第53回日伊声楽コンコルソ第1位及び歌曲賞(岡部多喜子・嶺貞子賞)、第17回東京音楽コンクール声楽部門第2位(最高位)及び聴衆賞、2023年には第2回ジュディッタ・パスタ記念熊本復興国際オペラコンクール第1位など受賞多数。東急ジルベスターコンサート2019-2020ではベートーヴェン《交響曲第九番》テノールソリストとして出演。オペラではこれまでにNISSAY OPERA プッチーニ《トスカ》カヴァラドッシ、ベッリーニ《カプレーティとモンテッキ》テバルド、藤沢市民オペラ ヴェルディ《ナブッコ》イズマエーレ、新国立劇場 ムソルグスキー《ボリス・ゴドゥノフ》グリゴリー、新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 2023 プッチーニ《ラ・ボエーム》ロドルフォなどで出演。2024年は、全国共同制作オペラ《ラ・ボエーム》(全8公演)ロドルフォで出演するほか、パシフィックフィルハーモニア東京定期演奏会でヴェルディ《レクイエム》でソリストを務める。