有田朋央（ヴィオラ）

東京藝術大学卒業後に渡独、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学の修士課程を最高点の成績で修了。2017年からドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、2019年からベルリン放送交響楽団にて、それぞれ2年間ずつアカデミー生として定期・海外ツアー公演、CD録音に出演し研鑽を積む。スイスのヴェルビエ音楽祭やルツェルン音楽祭のオーケストラアカデミー、日本では国際音楽祭NIPPON、宮崎国際音楽祭、テレビ朝日『題名のない音楽祭』等に出演。ソリストとして藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演、また客演奏者としてこれまでドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、エストニア・フェスティバル管弦楽団の公演に出演。これまで市坪俊彦氏、シモーネ・フォン・ラーデン氏に師事。2021年よりハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ジャパン・ナショナル・オーケストラのヴィオラ奏者。

リード希亜奈（ピアノ）

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。在学中にアリアドネ・ムジカ賞、卒業時に大賀典雄賞、三菱地所賞、アカンサス音楽賞、安宅賞、同声会賞を受賞し、皇居東御苑・桃華楽堂にて行われた御前演奏会に出演。その後バーリ国立音楽院修士課程を満場一致の最高成績で卒業。 第2回セルジオ・フィオレンティーノ国際ピアノコンクール、第46回パルマ・ドーロ国際ピアノコンクールにて第1位、第3回高松国際ピアノコンクール第5位等多数入賞。 また、2022年にベルリンにて結成したピアノトリオTrio Exとして、第18回リヨン国際室内楽コンクール第3位・委嘱作品賞、アリス・ザムター室内楽コンクールにて第2位受賞。 Sir Andràs Schiffプロデュースの “Building Bridges for the Next Generation of Pianists” のアーティストに選抜され、ヨーロッパツアーを行う。 2015年度ヤマハ音楽奨学生。宗次德二奨学基金奨学生。 2020年度ロームミュージックファンデーション奨学生。平成29年度滋賀県次世代文化賞、平成31年度平和堂財団芸術奨励賞受賞。2023年より同財団海外留学助成者。 現在ハンスアイスラー音楽大学にてピアノをエルダー・ネボルシン氏、室内楽をジョナサン・アーナー、ベルリン芸術大学にてヴィネタ・サレイカ＝フォルクナーの各氏に師事。