コンサート情報
2025年11月15日(土) 14:00(開場13:30)
出演
荘村清志(ギター)
水野佐知香(第1ヴァイオリン)、池田菊衛(第2ヴァイオリン)、磯村和英(ヴィオラ)、堀 了介(チェロ)
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- 荘村清志©Hiromichi NOZAWA、池田菊衛©池上直哉/サントリーホール
内容
スペインの古都からビートルズの街角へ
レジェンドが綴る、時を越えた調べ
日本ギター界の巨匠・荘村清志が、浜離宮朝日ホールで展開するリサイタル・シリーズの第6弾。
今回は、前半にギター・ソロでスペイン中世からバロック時代までの名曲を、
後半には熟練の奏者による弦楽四重奏も加わり、ビートルズの世界などを描きます。
デビューから55年以上を経た今も、なお最前線で輝き続ける荘村清志が紡ぐ、心揺さぶる音楽旅をお楽しみください。
《 Program 》
第1部 ~ ギター・ソロ ~
・賢王アルフォンソ10世(編曲/芳志戸幹雄):聖母マリア頌歌集
・ミラン:6つのパヴァーヌ
・サンス:スペイン組曲より
・ムダーラ:ロマネスカ
第2部 ~ with 弦楽カルテット ~
・ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番 ニ長調 G.448
・ブローウェル/レノン&マッカートニー:ビートレリアーナ[ビートルズによる7つの歌]
Eleanor Rigby - Yesterday - She's Leaving Home - Ticket To Ride -
Got to Get You Into My Life - Here, There And Everywhere - Penny Lane
※都合により内容は変更となる場合がございます。
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【 WEB特別先行販売のお知らせ】
● 朝日ホール・チケットセンター
・受付期間:8月30日(土)11:00 ~ 9月10日(水)18:00
・お申込み:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=251115
※要事前登録。 ※枚数限定・先着順です。
※枚数上限に達し次第、期間内でも受付を終了する場合がございます。
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チケット価格
● 5,000円 ※全席指定・税込
公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
■ 荘村清志(ギター) Kiyoshi Shomura, Guitar
実力・人気ともに日本を代表するクラシックギター奏者として長年にわたり第一線で活躍し、2024年にデビュー55周年を迎えた現在も、精力的な演奏活動を展開している。9歳よりギターを始める。1963年に来日した巨匠ナルシソ・イエペスにその才能を認められ、翌年スペインに渡りイエペスに師事。1969年の日本デビュー・リサイタルでは「テクニック、音楽性ともに第一人者」と高く評価され、華々しいスタートを切る。1974年にはNHK教育テレビ『ギターを弾こう』に講師として出演し、その明快な指導と演奏で全国的な人気を博す。2007年には再びNHK教育テレビ『趣味悠々』に登場し、ギター界の第一人者としての地位を確固たるものとした。2017年からは「荘村清志スペシャル・プロジェクト」(全4回)に取り組み、さだまさし、coba、古澤巌、錦織健らジャンルを超えたアーティストとの共演を実現。ギターの可能性を広げる意欲的な試みとして話題となった。2020年には朝日新聞の連載「人生の贈りもの」をまとめた書籍『弾いて飲んで酔いしれて ギターとともに50年』(吉田純子 編著)を出版。現代音楽にも積極的に取り組み、多くの作品を委嘱・初演し、ギターのレパートリー拡充に貢献。とりわけ武満徹とは公私ともに深い関わりがあった。現在、東京音楽大学特任教授として後進の指導にもあたっている。
https://www.kiyoshishomura.com/■ 水野佐知香(ヴァイオリン) Sachika Mizuno, Violin
東京藝術大学卒業。日本音楽コンクール第1位、ヴィエニアフスキ国際コンクール入賞。他受賞歴多数。教育者としての信頼も厚く、世界で活躍する多くの逸材を輩出し、国内外のコンクールの審査、セミナーの講師を務める。武蔵野音楽大学特任教授、洗足学園音楽大学客員教授。横浜音楽文化協会会長。ヴィルトゥオーゾ横浜代表。NPO 法人純正律音楽研究会代表。2012年度横浜文化賞、2014年度愛知県芸術文化選奨文化賞。
■ 池田菊衛(ヴァイオリン) Kikuei Ikeda, Violin
鷲見三郎、ギンゴールド、斉藤秀雄、ドロシー・ディレイ、ジュリアードQ、ミルシュタイン、グッリに師事。東京クヮルテット第2ヴァイオリニスト(1974年-2013年)としてSTERN賞(ドイツ)、Sanford Medal(米イェール大学)、平成25年度外務大臣表彰など受賞。60枚以上の録音はグラミー賞7回ノミネートなど受賞歴多数。元米国イェール大学音楽部(1976年-2014年)、ニューヨーク大学(2013年-2017年)教授。現在、桐朋学園大学特任教授、サントリー室内楽アカデミー・ファカルティ。
■ 磯村 和英(ヴィオラ) Kazuhide Isomura, Viola
桐朋学園とジュリアード音楽院で学ぶ。1969年東京クヮルテットを結成し、ミュンヘン国際音楽コンクール第1位を受賞後、44年間にわたりニューヨークを拠点に世界各地で演奏活動を続けた。東京クヮルテットでの録音の受賞歴多数、個人としてもヴィオラ・ソロやソナタのCDをリリースする。2014年アメリカ・ヴィオラ協会よりキャリア・アチーヴメント賞を授かる。現在、桐朋学園特命教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティを務める。
■ 堀 了介(チェロ) Ryosuke Hori, Cello
8歳より斎藤秀雄氏に師事。桐朋学園在籍中、第36回日本音楽コンクール第1位。渡欧し、ウィーン・コンセルバトリウムを最優秀芸術賞を得て卒業。その後P.フルニエのもとに研鑽を積む。帰国後、NHK交響楽団首席奏者を務める。主要オーケストラと共演、ソロ・室内楽活動の他、サイトウキネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団に参加。長年にわたり東京音楽大学で後進の指導にもあたった。東京音楽大学名誉教授。日本チェロ協会評議委員。