コンサート情報
2026年2月12日(木) 11:30 (11:00開場)
内容
ロシアでも研鑽を積んだ"真の実力者"が、トークと演奏で紐解くラフマニノフの魅力
「浜離宮ランチタイムコンサート」は平日お昼に開催する約90分のコンサートで、
旬な一流アーティストによる演奏&トークが好評の人気シリーズです。
2月は、ジュネーヴ国際コンクール(1984年)最高位受賞などの経歴を誇り、欧州を拠点に活躍を続ける原田英代が登場!
モスクワ音楽院の名教師ヴィクトル・メルジャーノフに師事し、ロシア・ピアニズムの真髄を受け継ぐ稀有なピアニストです。
今回は、レクチャートークも交えつつ、ロシアの偉大な作曲家 ラフマニノフの魅力を紐解きます。
一音一音に表情を宿す、硬軟自在なピアニズムにどうぞご期待ください!
《 Program 》
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調「鐘」 op.3-2
前奏曲 ニ長調 op.23-4、ト短調 op.23-5
レクチャートーク ~ ラフマニノフの演奏について ~
チャイコフスキー:四季 op.37a より11月「トロイカ」
ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 op.32-5
練習曲集「音の絵」op.33 より第8番 ト短調
楽興の時 op.16 より第6番 ハ長調
練習曲集「音の絵」op.39 より第7番 ハ短調
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.36
※都合により内容は変更となる場合がございます。
《 Message 》
ラフマニノフの音楽における鐘の音
ロシア人にとって鐘の響きには特別な意味がありますが、ラフマニノフにとってもそれは人生と結びついた大切な響きでした。
当時の鐘撞人は一つの鐘から100種類もの異なった響きを生み出すことができたと言われています。
今回は、人生の喜怒哀楽と密接に結びついた鐘の音の響きを活かしたプログラムをお届けします。
また、ピアニストとしても最高の芸術を残したラフマニノフは、常に音楽の内容に相応しい演奏を見つけるべく、
多大な労力を惜しまなかった人でした。他の作曲家の作品の演奏にここまで時間を費やして名演を残した人は稀です。
コンサートでは、ラフマニノフ自身の演奏や録音についてもお話したいと思います。皆様のご来場をお待ちしております。
原田英代
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● 朝日ホール・チケットセンター
・受付期間:9月25日(木)10:00 ~ 10月15日(水)18:00
・1回券:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=260212
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チケット価格
● 1回券:3,000円
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公演に関するお問い合わせ
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
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【託児のご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
原田英代(ピアノ) Hideyo Harada, Piano
欧州の第一線で活躍するロシア・ピアニズムの継承者。東京藝大、同大学院を経て渡欧し、メルジャーノフに師事。ジュネーヴ国際コンクール最高位、シューベルト国際コンクール優勝、ラフマニノフ国際コンクール入賞。ケルン放響、スイス・ロマンド管、南西ドイツ・フィル、N響、読響等と共演。自身がテキストとプログラミングを手掛ける朗読付きコンサートを展開し、大女優コリンナ・ハールフォーフとの共演は「強力なデュオ」と讃えられる。近年はウィーン・ムジークフェライン、ベルリン大聖堂、ドイツ劇場、ヴュルツブルク・モーツァルトやシュレスヴィヒ=ホルシュタイン等の音楽祭に多数出演。2025年は13度目となるラインガウ音楽祭への出演で、デヴィッド・ストリーゾウ&金川真弓との共演が絶賛された。24年ウーゼドム文学祭ノーベル文学賞シリーズではヨン・フォッセと共演し、北ドイツ放送局で放送された。今後はベルリン・フィルハーモニー、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ケルン・フィルハーモニー、フランクフルト・アルテ・オーパー等の著名ホールに登場する。アウディーテより4枚のアルバムをリリース。『ロシア・ピアニズムの贈り物』(みすず書房)出版、平凡社『こころ』、朝日新聞「知は力なり」等へ寄稿。『ショスタコーヴィチを語る -亀山郁夫対談集-』(青土社)でも独自の音楽論を展開し、その深い知見には定評がある。