コンサート情報
2026年3月12日(木) 19:00開演(18:30開場)
内容
フランチェスキーニ:2本のトランペットのためのソナタ ニ長調
コーイ:パルティータⅡ〈日本初演〉 *J.Berwaerts ソロ
ファッシュ:トランペット協奏曲 ニ長調 FWV L:D1 *児玉隼人 ソロ
C.P.E.バッハ:ロンド ニ短調 Wq. 61/4, H. 290 *仁上亜希子 ソロ
ローガン:アリアとモト・ペルペトゥオ〈世界初演〉
ヴィヴァルディ:2本のトランペットのための協奏曲
リゲティ:マカーブルの秘密 *J.Berwaerts ソロ
ベーメ:スケルツォ
ルビンシテイン:フェアウェル
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 *仁上亜希子 ソロ
ブラント:演奏会用小品 第1番 *児玉隼人 ソロ
ショスタコーヴィチ:2本のトランペットのための5つの小品
チケット価格
全席指定・税込: 一般¥5,500、学生¥3,500
チケット申し込み
- 朝日ホール・チケットセンター
- TEL:03-3267-9990(日・祝除く10:00~18:00)
- チケットぴあ
- URL:https://t.pia.jp
- イープラス
- URL:https://eplus.jp
児玉隼人(トランペット)
2009年、北海道釧路市生まれ。2024年、第39回日本管打楽器コンクールトランペット部門において、全部門での史上最年少で第1位、及び文部科学大臣賞、東京都知事賞を受賞。併せて特別大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。2025年、第6回ウィーン国際音楽コンクール金賞、第3回コダーイ国際音楽コンクール第5位を受賞。その他にも、日本ジュニア管打楽器コンクール、日本クラシック音楽コンクール、大阪国際音楽コンクールなど、数々のコンクールで優勝している。これまでに、読響、東響、東京フィル、新日本フィル、札幌響、山形響、仙台フィル、群馬響、名古屋フィル、大阪響、広島響などと共演。
「クラシック音楽館」「クラシックTV」「題名のない音楽会」「EIGHT-JAM」「芸能人格付けチェック」「日曜日の初耳学」「スッキリ」など、多くのテレビ番組に出演している。
これまでにトランペットを松田次史、辻本憲一の両氏に師事。2024, 2025年度ヤマハ音楽支援制度奨学生。第7回服部真二音楽賞《Rising Star》を受賞。2025年2月に1stアルバム「Reverberate」をリリースし、今夏には自身初となる全国ツアー7公演を開催。現在、カールスルーエ音楽大学のプレカレッジにて、ラインホルト・フリードリヒ氏に師事。
イエルーン・ベルワルツ(トランペット)
ベルギー出身のイエルーン・ベルワルツは、全ての音楽に対して境界を越えた愛情を注ぎ、その卓越した技術力と繊細な音楽性でバロックから現代音楽、ジャズまで及ぶ広いレパートリーを操る稀有な存在のトランペット奏者である。アラン・ギルバート、準・メルクル、マティアス・ピンチャーなど著名指揮者、NHK交響楽団、ウィーン交響楽団、ハングルク北ドイツ放送交響楽団など世界的オーケストラと協演。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、武生国際音楽祭など世界中の音楽祭に招聘されている。現代音楽を意欲的に取り上げ、細川俊夫作曲トランペット協奏曲第2番「霧の中で」、フランチェスコ・フィリデイ作曲「Carnevale」など世界初演も多い。これまでに、サラプーティア・ブラスと収録した「Signals from Heaven」の他、アレクサンドル・メルニコフと共演したパウル・ヒンデミット作曲のソナタ、テオドール・クルレンツィス指揮マーラー室内管弦楽団との協演によるドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲のピアノ協奏曲第1番、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団との協演による細川俊夫作曲の「旅VII」など録音も多数。カールスルーエ音楽大学で名手ラインホルト・フリードリヒ氏に師事、ゲント王立音楽院でジャズボーカルを学ぶという多才な一面を持つ。2008年よりハノーファー音楽演劇メディア大学教授を務める他、英国王立音楽院のプロフェッサー・イン・レジデンスとして後進の指導にあたる。
仁上亜希子(ピアノ)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、及び同大学を卒業。大学院入学後、渡独し、ベルリン芸術大学にて研鑽を積む。国家演奏家資格を取得。DAAD奨学生。笠間春子、ハリーナ・ツェルニー=ステファンスカ、青柳晋、クラウス・ヘルヴィッヒの各氏に師事。
園田高弘賞ピアノコンクール2位、併せて横溝賞、アルカンジェロ・スペランツァ国際コンクール最高位、ベルリン・ スタインウェイ賞受賞、ポルト国際コンクール3位、ローベルト・シューマン国際コンクール2位など。
室内楽にも積極的に取り組み、共演者からの信頼も厚い。特に管楽器とのレパートリーは多岐に渡る。ARDミュンヘン国際コンクール、マルクノイキルヒェン国際コンクール、またベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ベルリン、ベルリン・ドイツ・オペラの団員採用オーディションなどにおいて、公式伴奏者を務める。
現在、ベルリン芸術大学、シュターツカペレ・ベルリン・アカデミー、及び数々のマスタークラスにて、コレペティトアとして後進の育成に務めるほか、活発な演奏活動を展開している。
2011年シューマン音楽祭に客演、好評を博す。2014年リサイタルシリーズ 「園田高弘没後10年を偲んで」にて、オールシューマンプログラムに挑戦、絶賛され、そのライブ録音が、デビューCD 「Akiko Nikami plays Schumann Live」として翌年リリースされた。
2019年、ホルン奏者ティルマン・ヘフス氏とのデュオCD 「Air」で、OPUS Klassik(オーパス・クラシック)デュオ部門受賞。