コンサート情報

2025年10月9日(木) 19:00 (18:30開場)

佐藤俊介&スーアン・チャイ 
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲[第1回]

  • 託児

一般発売:5/17(土)~

logo_ah.gif【主催】朝日新聞社/浜離宮朝日ホール 【特別協賛】竹中工務店

出演

佐藤俊介(ヴァイオリン)、スーアン・チャイ(フォルテピアノ)

内容

ガット弦と1830年製ローゼンベルガーで紡ぐ、楽聖の崇高なソナタ
 
ピリオド楽器の名手・佐藤俊介(ヴァイオリン)とスーアン・チャイ(フォルテピアノ)のデュオリサイタルを今年も開催。
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を3公演に渡ってお届けします。
 
[第1回]は1797年~98年に作曲された第1番・第2番、1800年から翌年にかけて作曲された第4番・第5番のソナタを演奏します。
18世紀後半、古典派の時代の「ヴァイオリン・ソナタ」は、"ヴァイオリン伴奏付きピアノ・ソナタ"と呼ばれることが一般的で、

ピアノが主役、ヴァイオリンは脇役という捉え方がされていました。
モーツァルトも少年時代はこの形式で作曲していましたが、次第に両楽器が対等にわたり合うスタイルを目指すようになります。
このスタイルをさらに推し進めたのがベートーヴェンで、彼の初期のヴァイオリン・ソナタにもその姿勢が表れています。
特に第4番と第5番は、ヴァイオリンとピアノが対等に響き合う優れた二重奏作品となっています。
 
両楽器の音楽史的な歩みを映すソナタ。佐藤俊介とスーアン・チャイの熱演をお楽しみください。

 
 
■ 10月9日(木) 19:00開演[第1回]
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
第1番 ニ長調 Op.12-1
第2番 イ長調 Op.12-2
第4番 イ短調 Op.23
第5番「春」 ヘ長調  Op.24
※都合により内容は変更となる場合がございます。
 
★「佐藤俊介&スーアン・チャイ ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲」全3公演《詳細はこちら》
★ 浜離宮朝日ホール通信6-9月号にインタビュー記事を掲載しました!《記事はこちら》

チケット価格

● 一般 5,000円、U30 2,000円、3公演通し券 12,000円
※全席指定・税込

チケット申し込み

● 朝日ホール・チケットセンター
TEL:03-3267-9990(日・祝除く10:00~18:00)
朝日ホール・チケットセンター
● U30席のWeb購入はこちら ※座席選択可
URL:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GKS251
● 3公演通し券のWeb購入はこちら ※座席選択可
URL:https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=S25set
● チケットぴあ
URL:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2558573
● teket(電子チケット)
URL:https://teket.jp/9987/47751
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公演に関するお問い合わせ

朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)

※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
※U30、3公演通し券の取扱いは朝日ホール・チケットセンター(電話・WEB)のみ。
※U30は公演当日に満30歳以下である方が対象。
 公演当日、入場口にてチケットと共に生年月日のわかる身分証(顔写真付き)をご提示ください。
※3公演通し券は10/9~10/10に開催する全3公演を同じ座席でご鑑賞いただけます。

出演者プロフィール

佐藤 俊介(ヴァイオリン) Shunske Sato, Violin

ヴァイオリニストであり、指揮者、室内楽奏者、ソリスト、指導者でもある佐藤俊介は、世界各地のピリオド楽器アンサンブルやオーケストラを指揮し、ソリストとしても出演する。2013年から2023年まで、オランダ・バッハ協会のコンサートマスターを、2018年からは音楽監督を兼務し、2019年9月から10月に行われた日本ツアーを成功させた。2011年からはコンチェルト・ケルンのソリスト、指揮者、コンサートマスターを、2013年からアムステルダム音楽院の教授としてヒストリカル・ヴァイオリンを教えている。録音は、最新アルバムの「BEE1H0VEN ~ ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」、「パガニーニ: 24のカプリースop.1」、「J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ(全曲)」他。2010年、第17回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールで第2位および聴衆賞受賞。2019年度 第61回毎日芸術賞、第70回芸術選奨 文部科学大臣新人賞を受賞。

スーアン・チャイ(フォルテピアノ) Shuann Chai, FortePiano

ソリストであり室内楽奏者でもあるスーアン・チャイは、バロックや古典から現代までの幅広いピアノ曲のレパートリーを演奏し、批評家からは「優美なヴィルトゥオーゾ」と評され、その演奏は「繊細でコミュニケーション能力が高く、……温かさと情感に溢れている」と称賛されている。最近のプロジェクトには、アムステルダム・デュドック四重奏団との共演や、本拠のオランダはもとより、ドイツのゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭や、ノルウェーのグロッペン・ムジークフェスト、そして日本のサントリーホール・ブルーローズ、住友生命いずみホール、浜離宮朝日ホール、台湾の国立コンサートホールなどでの公演がある。2024/25年シーズンは、ヴァイオリニスト佐藤俊介との『BEE1H0VEN ~ ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集』(コブラレコード)のリリースから始まった。これまでの録音は、同レーベルへの『エクステンポライズーシューベルトの即興曲と初期フーガ』と、フルート奏者タミ・クラウスとの共演によるベートーヴェンとクーラウのフルートとフォルテピアノのための作品集『Kühl, nicht lau』(Ramée Records)(両ディスクとも2024年クラシカ誌CHOC受賞)、等がある。2010年から19年まで、ザーンデイク・フォルテピアノ・フェスティバルで芸術監督と企画を務めた。2024年9月よりコダーツ・ロッテルダムのピアノ科教授。